6月13日放送のドラマ「クライシス」最終回のネタバレ感想を書いて行きたいと思います。
来たよこれ。映画化決定じゃない?
明らかに新たな事件が始まりそうな終わり方。
結城(金子ノブアキさん)の目的は国家転覆などではなく殺された恋人の復讐。
特捜班が結城を確保したのに、鍛冶によって結城は射殺されてしまう。
特捜班は国家が信じられない状況で新たな展開が!
はい、スッキリしない~!
終った感ゼロですよ。
それでは感想まとめ行ってみましょう!
スポンサーリンク
あらすじ
稲見(小栗 旬)の自衛隊時代の同期で、特殊部隊員の結城(金子ノブアキ)が隊を抜け出し、テロを企てていることが判明。鍛治(長塚京三)は結城の射殺を辞さないで任務にあたるように命じるが、稲見はかつての仲間に銃口を向けることをためらう。そんな稲見の気持ちをよそに、結城は特捜班のオフィスに侵入し、大山(新木優子)を脅して閣僚の個人情報を入手。さらに、パイプ爆弾を使って、駆けつけた特捜班のメンバーもろともオフィスごと吹き飛ばし、宣戦布告。怒りに震える稲見は、結城と戦うことを決意する。
やがて、大山が仕掛けたワナから結城の居場所を突き止めた特捜班。現地へ向かった稲見は自らの命と引き換えに結城を制止しようとするが、間一髪のところで田丸(西島秀俊)に助けられる。
特捜班のオフィスでは、大山が入手した結城のパソコン内のデータから、あるものを見つけていた。テロの動機解明につながるかもしれない――誰もがそう思った矢先、吉永(田中哲司)の元に結城が総理大臣の岸部(竜 雷太)を狙撃したとの情報が飛び込んでくる。早速、稲見は田丸と現場へ急行するが、現場の状況にはある違和感が。
そして2人が結城の真の狙いに気付いた直後、特捜班は鍛治から直々に呼び出され、「新しい任務がある」と告げられて…。
はたして、結城のテロ計画の裏に隠された真実とは!? 「この国の、未来のために」。規格外な敵を前に、稲見はどう立ち向かうのか。そして、激しい闘いの末、最後に特捜班を待ち受けているものとは――!?
番組公式サイトより引用
結城の標的は総理のバカ息子
結城は総理を狙って矢を放ちますが、総理は命は無事でした。
稲見は「結城はわざと命を奪わなかった」と推理します。
九十九里浜で結城が矢に細工をしてたのはおそらく致命傷にならないように刃先を丸くしてたんじゃないかと思います。
総理が狙われたことで、総理の長男がアメリカから帰国します。
このバカ息子は1年前のガス爆発事故として処理された事件の犯人で、過激派にそそのかされて東京駅構内で爆破テロを起こすつもりが、怖気づいて近くの喫茶店に爆弾を置き去りにして逃げ爆弾はそこで爆発。
その喫茶店に結城の婚約者が務めていました。
これが結城が犯行に走る理由です。
総理は鍛冶に「特捜班に息子の警備をしてもらってくれ」と命じます。
しかし、これは確実に結城を抹殺するためのおとりで自分の息子さえも自分の地位を守るために利用していたんです。
結城が生きている限り、
総理の息子が爆破テロを起こした
という事実が公になる危険性が残ります。
確実に結城を始末するために特捜班が結城を生かした場合は鍛冶が始末をするように総理は命じていました。
結城を生きて確保した特捜班は、結城を狙撃させた鍛冶を絶望のまなざしで見ました。そこにはぬぐいきれない不信感。
特捜班はしばらく休暇を与えられます。
田丸は教会であの謎の男に会い、何かを始めるようです。
樫井は爆弾の設計図を書いています標的には警視庁と書かれています。
大山はチャットで誰かとやり取りをしています。
吉永は上層部に引き留められていた?
稲見はスマホで松永芳(天使)という画面を見ていた。
そしてニュース番組が映し出されてアナウンサーに速報の原稿が渡されたところでドラマは終了します。
スポンサーリンク
結城は稲見に射殺された
特捜班オフィスを爆破された稲見は、結城を許しておけないと決意する。
やがて、大山が仕掛けた罠にはまり結城の居場所が特定された。
駆けつける稲見、自分の命を投げ出してでも結城を止めようとするが、寸前のところで田丸に助けられた。
稲見の過去が明らかになったわ。国民の為じゃなく国家のために任務についていた、と。
矛盾だらけで仕事をしてても虚しいだけやったやろなぁ。
その為に罪のない人を殺してしまって、そりゃココロも折れるわ。
特捜班に来ても、同じ事の繰り返しやもんなぁ、やってられへんわと思うよー!
しかし、オフィス爆破しても10分後に反撃開始とは この班長 鬼やで、病院いこっ?
結城の居場所を見つけ稲見が拳銃を構えたとこに結城が車で突っ込んでくるシーン、思わず”マジか!”と思ったわ。
ホンマに轢かれたら終わりやで、助かったから良かったものの。田丸に感謝!
結城のパソコンを入手し、大山が解析を行うと結城がテロを実行する動機になるものを見つけた。それは恋人との写真だった。
恋人はガス爆発で亡くなっていた。その爆発に閣僚が関わっている可能性が高かった。
するとそこに岸部総理大臣(竜雷太さん)が狙撃された、との情報が入る。
駆けつける稲見と田丸だが妙な違和感を感じる。
結城なら確実に狙撃出来る距離だったのだ。
結城の本当の目的は総理大臣の息子だった。
息子は過激派組織に一員、だが意気地なしで東京駅を爆破しようとしたが、途中で怖気付いて結城の恋人が働いていたカフェに爆弾を置いてきてしまった、というわけだ。
結城が総理大臣をアーチェリーで狙撃するシーンで、サラリーマンに「言う事を聞けば長生きできる」と言って言う通りにさせたけど、アレって言う事を聞いていても長生きは出来ないよね??
きっと関係ないサラリーマンは殺されてるよね? きいてもきかなくても同じだよね?
結城の目的がわかったけど、息子やったんやね、しかし この総理大臣の息子、カスやな。
根性なしのくせして過激派組織に入ってるとかイキリたいだけやん。
バカ息子って、こいつのためにある言葉じゃないの?
爆弾を関係ないとこに置く? ホンマに親子揃ってクズでカス。
稲見と結城の闘いが始まった。互角の勝負。
だが、稲見が肩を刺される。そこに息子が拳銃を構える。しかし、すぐに結城に拳銃を奪われ逆に拳銃を向ける。
すぐに稲見も結城に拳銃を向ける。そこで恋人が爆破された現場に入ったのは自分の部隊だったと語り出す。
恋人の死は国家の不都合、もう生きる屍になってしまった、と。
稲見は俺がお前を解放してやる、と発砲した。結城の横の壁に。
そして、
生まれ変わって生きる事を楽しめ
そう言って逮捕した。
稲見と結城のエレベーターでの闘いシーン、メチャメチャ 凄かった!
まぁ、よく練習してるわぁ。金子ノブアキさんもサマになっていて、背後を見せない起き方に感動!
やられても まだ向かっていく二人がカッコよかった〜。
そしていよいよ稲見が結城を撃つかと思ったら、そこは撃たないのね?
ちゃんと稲見は結城の事を考えてる。結城も泣いて 男の友情に感動!
この時の金子ノブアキさん、ステキやった。
オールバックにしてるより、髪の毛が無造作になってるの好きやわぁ。
ただ、バカ息子は撃ち殺すまではいかないけど、殴り倒してもよかったような気がする。
バカ息子のくせに殺されないぞ、とか言って拳銃を構えるなんてあつかましい!
根性なしが、恥を知れ、恥を!
総理大臣も撃たれた方が足を引っ張られなくてよかったのに、って思ってるわ。
特捜班メンバー、こわれる
稲見と田丸二人が結城の真の目的を知った頃、特捜班は鍛治(長塚京三さん)に新しい任務がある、と言われた。総理大臣の息子の警護だという。
鍛治は結城が現れたらためらうことなく、引き金を弾け、と稲見に言った。
総理大臣が鍛治に”使い勝手の良い連中を飼っているんだよな?”って言ってたけど、最低やな、人間と思ってない言い方!
そんなクソみたいな奴が総理大臣では日本は終わってる。
息子の警護をしている最中、結城が現れた。
爆弾を片付けようとして田丸は吹き飛ばされ
樫井は撃たれた。吉永と大山は倒されてしまい、結城は目的を果たすために拳銃を持ち息子の後を追う。
結城を逮捕したが、ビルの外で結城は狙撃されてしまった。息子と特捜班が囮になったというわけだ。唖然とする特捜班メンバーに鍛治が遠くから見ていた。
実は総理大臣から結城を射殺しろ、と命令されていた鍛治。息子は二人いるから一人くらい囮にしても何とかなる、と平然と口にする総理大臣。
鍛治の真の目的が囮にしても結城を射殺する事に初めて気がつく特捜班だった。
クソみたいな総理大臣のまたまたクソ発言。
息子は二人いるから一人くらい居なくなってもなんとかなる
だと?
笑えるくらいクソ発言!二人いても二人共自分の子供やろ!
そりゃ、確かに次男の方はカスでクズよ。
今まで迷惑ばかりかけてきたんやろう、とは予測がつくよ。
けど、それを口に出して言うか?日本のトップやで? ココロに思っても口に出したらアカンわ、絶対!
けどなぁ、クズでカスはあんたに似たんやで、と私は言いたい!
それと、事件が終わったあとの特捜班メンバーの行動が もう壊れてる。
田丸は 得体の知れない男の国家を変えてみませんか?という誘いに乗ってる。
樫井は国家を破壊するための爆弾を計画してるし、大山はハッカーだった時の国家の秘密事項をネットに載せようとしてるし。
吉永と稲見は 具体的にはしてないけど、顔がもう イっちゃってる表情で。
特捜班はもう壊れてみんながあちら側に行ってしまってる、とどまれなかったんや。
この最後のシーンが、もしかしたら今までで一番ゾッとしたかもしれない!
最終回の感想まとめ
なんか結城の目的が恋人を殺された復讐だったというのが、ちょっと意外で残念なかんじでした。
最終回にしては盛り上がりに欠けるなと思いながら薄々予想していた通り、続編がありそうな終わり方。
シーズン2か映画につながるパターンですね。
まあ、結城と稲見の格闘シーンはすごく緊迫感があってかっこよかったし、結城が狙撃されたあとの特捜班の絶望感は良かったですけどね。
最後までハラハラ、ドキドキしたアクションで最後までモヤッとした気持ちにさせてくれました。
けど、やっぱり最終回。総理大臣のクソ発言と国家を守る為に結城が射殺された、この事は見ている方も思わず あちら側に行ってしまいそうになるくらいの えげつなさだったわ。
こんな奴らが日本を守ってるのかと思ったら 日本はおしまいや。
なんかドラマの中だけの話じゃなさそうで、ゾワッとしてしまった。
金城一紀さんの脚本はいつも 紙一重のところを上手く描いてると思うし、ボーダーラインが絶妙!
それに俳優さんがよかったー!小栗旬さんのイっちゃってる顔や西島秀俊さんの怒りに震えてる顔は最高!
今期のドラマの中では一番良かったかも。
これは”SP”に続き映画化してほしい!
絶対に観に行くし、ホンマに映画化してほしいくらいに大絶賛させていただきます。
はあ。続編はいつになるんだろう…。
スポンサーリンク
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 ドラマオフィシャルガイドブック (カドカワムック)
|
はじめまして。
続編は相棒みたいにシリーズ化を狙ってる気がしますね。
でも相棒と違って特捜班は消耗品という扱い。どこまで続けられるか見ものです。
映画でもSPでもS2でもしてほしいですね。やっぱりすっきりしません!