6月14日放送のドラマ「母になる」最終回のネタバレ感想を書いて行きたいと思います。
広(道枝駿佑さん)がJKと花火デートで、ヤキモキする二人の母親。
大切な息子に好きな人が出来たら一大事だもんね〜。
広は ずい分とそのJK、桃(清原果耶さん)を好きみたいだけど、付き合ってる様には見えないなぁ〜。
今どきの子はフランクな付き合いするから。
もしかして広の片想い??
その広は最後で”二人の母親が居てはダメか?”って父親、陽一(藤木直人さん)に聞いていたけど、結衣(沢尻エリカさん)と麻子(小池栄子さん)は円満に母親になるのかなぁ?
最終回ではこの二つについて書いてみたいと思います。
それでは感想まとめ行ってみましょう!
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あらすじ
麻子(小池栄子)が東京を去ったことで、結衣(沢尻エリカ)はもう気持ちを切り替えると陽一(藤木直人)に宣言。広(道枝駿佑)のマラソン大会の準備に張り切る。
そんな中、莉沙子(板谷由夏)は長期出張を断ったことを太治(浅野和之)と繭(藤澤遥)に言えないでいた。自分のせいで莉沙子が夢をあきらめたと察した繭は、再び参加できるよう会社へ直談判をしに行く。しかしその場に居合わせた広の一言で繭に変化がおきて…。一方、やはり麻子への気持ちに決着をつけられずにいた結衣はマラソン大会のお知らせを麻子に送ってしまう。
しかし、広は桃に大学生の彼氏がいる事を知り意気消沈…。マラソン大会には誰も見に来ないで欲しいと言いだし、再び家族会議が開かれることに。迎えたマラソン大会当日、広はだれからの応援もなくスタートするのだが、結衣は家にいても落ち着かずにいた。そんな中、麻子はお知らせの紙を手にゴール地点に現われる…。
番組公式サイトより引用
〜〜広の恋、やぶれる〜〜
花火大会に桃と一緒に行って、広はウキウキしていたが、マラソン大会にも桃を誘おうか?とも結衣に言われて 素っ気ない態度をとる。
だが、マラソン大会で入賞する事は自信はなさそうだ。
桃と会ってマラソン大会に来てもいいよ、と広は思い切って言ってみた。
だが、桃は その日は京都の大学に行ってる彼氏が帰ってくるから、と断った。
そして彼氏とのツーショット写真を広に見せ、ついでにペットの犬の写真も広に似てる、と無邪気に桃は言う。
その場は 平静を装って返事をしたが、帰って来てから 自分の部屋で悔しがった。
あーあ、桃には彼氏が居たんや、それも写メがイケメンとのツーショット。
大学生と聞けば、中学生には どう考えても太刀打ちできないし。
そういえば第9話でも広の事ペットの犬みたいにしか 扱っていなかったっけ?
そういうことか、最初から桃は広は彼氏どころか可愛いペットくらいにしか見ていなかったわけや?
だから 彼氏の写メもためらいもなく広に見せたりしてね。
道枝君なら フラれるはずは実際はないやろうけど、さすがに大学生相手じゃ無理よ。
それにしても、桃が彼氏の事を言った途端に 極端にガッカリしてしまった広、なんだか ちょっと可哀想な気がしたなぁ。
広が良い子だって知ってるから 余計にね。
家に帰って布団をだして悔しがるとこなんか、布団にしかあたるとこがなかったんやと 可愛らしい感じがしたわ。
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結衣と麻子は最後に母になった
麻子が東京に行ったことで、結衣は自分の気持ちにけじめがつかず、本当にこれでよいのか?と悩んでいた。
麻子にも気持ちを聞く為に後を追いかけたのだと陽一に話した。
一方、ママ友、莉沙子(板谷由夏さん)はヘアメイクの仕事でワールドツアーについて行く話を断っていた。繭(藤澤遥さん)のために、半年も家を空けられないと思ったからだ。
それを知った繭は莉沙子の仕事場に行き、関係者に頼み込む。それを見つけた莉沙子は笑顔で繭を抱きしめた。
もっともっと繭にいろんな事を教えてあげたい、ダメ母だけど
一緒に莉沙子の仕事場に行った結衣と広が、そっと帰る途中でお互いに押し合いっこをしてる後ろ姿が、すっかり仲のよい親子やわ。
お互いに笑いあって、いい感じ。
それにお弁当箱を結衣にハイ、と言って渡すシーンも親子って感じだったよ。
お粗末さま、って結衣が弁当箱を受け取るの 毎日の日課なんやなぁ〜ってね。
やっぱり毎日の積み重ねなんよね。
毎日の生活がお互いの信頼に繋がって思い出を作って歴史を作るのよ。
莉沙子も仕事よりも母親の方を重視して、納得した顔になってた。
ダメ母じゃなくて、ちゃんと繭の母親してるやんか、ママ友たちとの付き合いも出来なくても繭を一番に考えているのは、立派な母親の姿やと思うよ!
けじめをつけようと広のマラソン大会に気持ちを切り替えた。
しかし、やはり踏ん切りがつかず マラソン大会のお知らせを麻子に送ることにしようと、陽一に相談する。
そこで陽一は広が麻子を送った時に言ってた二人の母親が居てはダメなのか?と聞いて来た事を結衣に伝える。
広は桃の事で気持ちが落ち込み、マラソン大会には誰にも来てほしくないと言い出した。
この事態に再び家族会議が開かれた。木野(中島裕翔さん)に、麻子にマラソン大会の案内を送った事を伝えると、木野は自信を持って、負けないで、母親は結衣さんだ、と話すのだった。
木野がしっかりしてる、ホンマにちゃんとした意見を言うのに驚き!
まぁ、中島君がどうしても まだまだヒヨッコみたいにしか思えないから どうしても普通の事を言っても、おー!となってしまうのだけどね。
木野の話の中で3歳まで、愛情をきちんと注いで育てたから、ちゃんと今の広がある、みたいな事を言ってたけど、俗に言う”三歳神話”ってやつですね?
愛情を注ぐのは大事だけど、3歳までとは私は思わないな。
3歳までよりも、物心がついてからも愛情は必要よ?
結衣と陽一の育て方もあるけど、麻子も愛情を注いで お好み焼き屋さんのおばちゃんも愛情を注いでくれたから 今の広があるんだと思うよ。
決して 麻子は広に対して虐待もしてなかったし、逆に愛情一杯やったのだから。
ただ 結衣に対して自信を持たそうと思ったら結衣の育て方を褒めないとアカンもんね。
マラソン大会当日、広の応援は誰も居なかった。
そして、いよいよスタート。
途中、同級生が転けて倒れた所を広は肩を貸して走る。
そんな中、麻子がマラソン大会のお知らせを手にゴール地点に現れた。
結衣も気になっていたが、とうとう応援しに行った。
ゴールして二人で話していると、そこに広が麻子の姿を見つける。
麻子は結衣に会いに来た、と言った。二人で話し合う。
結衣は
「いつかあなたを許さないといけない。私はまだ母親の途中で、びくともしない母親になりたい、二人母親がいても笑っていられるようになりたい。
なぜなら それが広の幸せになるから。
許せるようになったら広と会いに行きます。
一つだけあなたに御礼を言うとしたら、何でもない日常が、おはよう、など言える相手がいる事、あなたに奪われた9年がなかったら わからなかった。
育ててくれてありがとう。」
結衣は麻子にそう言い、去って行く。麻子は涙ぐみながら結衣の姿を見送った。
最後のシーン、また泣けてきたし。
結衣は麻子にけっこう厳しめの言葉を言ったけど最後で麻子に御礼を言うの、ホンマにこみ上げてきた!
強い母親になりたい、そう言ってたけど充分 強いよ。
言いたくないだろうに麻子に御礼をちゃんと言うのも、普通なら言えないよ。
広を失い、普通なら体験できないような体験を乗り越えてきたからこそ、強くなったんやろうけど、まだ強くなるか?
ホンマに充分です。このぶんなら、今は麻子を母親として認める事は出来ないやろうけど、そのうちに母親として認められるようになるんやろなぁ。
広の幸せを一番に考える事。
今の結衣と麻子の違いが ここではっきりでたような気がしますね。
最終回のまとめ
広の希望通り、二人の母親とはいかなかったけど、結衣は麻子に強くなったら麻子に広を連れて会いに行くと言ってたから、二人の母親は将来的にはあるかも、ですね。
現実問題なら、麻子が広を返さないで育てたのは立派な犯罪だとは思うけど、100歩譲っても 将来的には麻子は母親と名乗るのは絶対に無理な話やと思うわ。
広が希望しても 早く忘れろ、って言うのが普通やもんね。
そう考えたら、結衣は寛大やな。
人間ができてる!
周りの人達の支えがあって、周りも寛大な考えをしてるから結衣も寛大でいられるんかなぁ?
陽一が メチャメチャ麻子を怒ってて訴えてやる!とか言ってたら結衣も陽一の考えにならうやろうしね。
全てが良い人の集りやったから、争いもそんなになかったから良かったわ。
木野と施設の先輩と三人で缶ジュースを飲んで、復讐してやる、幸せになる事が最大の復讐。二人がそう言いながら笑ってるシーンでは ちゃんと真っ直ぐに育ってるやん?
と思わず親目線になってしまった。
なかなか こんな考え方はできないと思う。
まして20歳もいってない子供が しっかり考えてるなんて!
どうしたら こんなにちゃんとした考え方を持つ子に育つのよ?
やっぱり木野や周りの人達が ちゃんと支えになってるからかなぁ?
そう考えたら子育てって親だけの仕事じゃなくて、周りの支えもすごく重要なことが、このドラマからわかりました!
登場人物がいい人ばっかりやったし、ドラマとしてはあっけない終わり方でなんだか物足りない感じはするけど、広もまだまだ子供やし子育てに終わりなんかないもんね。
最初から泣けたけど、考えさせられて見てよかったドラマでした!
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