2月22日放送のドラマ「相棒15」第16話「ギフト」の感想を書いて行きたいと思います。
今回は「相棒14」第12話にも登場した北(野間口徹)がまさかの再登場で大活躍?しました。
一言で言うと”理解不能”な動機で次々と犯行を繰り返す北。
それを演じる野間口さんの不気味な演技が見どころでしたね。
それでは感想まとめ行ってみましょう!
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あらすじ
伊丹が一年前に逮捕した快楽殺人犯、再び!!
特命係も因縁深いシリアルキラーの狙いとは!?計6人の女性を殺害し、顔を切り刻むことに執着した快楽殺人犯・北一幸(野間口徹)が、治療中の病院から逃走した。裁判中だった北は、末期がんの治療のためにいったん入院していたのだが、見張りの刑事を殺害して姿を消したという。犯行は病院のシステムがダウンした十数分のうちに起きており、計画的なものと考えられるため、共犯者がいる可能性が高かった。捜査に乗り出した伊丹(川原和久)は、図ったようなタイミングで北の弁護士・連城(松尾諭)から連絡を受け、北から伊丹宛に送られてきたというスマホを渡される。その途端、着信があり、北は犯行の再開を予告するような言葉を発した。どうやら北は、自分を逮捕し取り調べを担当した伊丹に、何かしらの思い入れがあるらしい。捜査本部は、かつて北が殺害対象者としてリストアップしていた女性67人の安否確認を急ぐ。その矢先、伊丹宛に巨大な冷蔵庫が届く。中には、有村みなみ(片山萌美)というリストに載っていた女性の遺体が入れられていた。いっぽう、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、上層部からにらまれながらも独自の捜査を開始。一年前の事件では、特命係によって、北が自分と“同じ臭い”がする殺人犯にシンパシーを覚え、身代わりになろうとしたという事件の真相が解明された。右京と亘の脳裏には、“誰かのために罪を犯すことに喜びを覚える”という、北の不可解な思考が蘇っていた。その考え方を踏襲しているのであれば、今回の犯行も共犯者のために行っているのではないか? 2人は手掛かりを探すため、被害者であるみなみや、担当弁護士の連城、さらには病院で殺害された刑事の相棒の周辺を調べ始める。
連続殺人犯を助ける共犯者はいったい誰なのか?
伊丹に執着する犯人の意図とは…!?
日本を震撼させた猟奇殺人の悪夢が再び幕を開ける!ゲスト:野間口徹 松尾諭
脚本・監督
脚本:真野勝成
監督:内片輝番組公式サイトより引用
野間口徹の演技力がすごい
失礼を承知で言わせてもらうと、個性派俳優という肩書きは俳優さんはあまり容姿が整っていない方に付いていることが多い気がしますが、今回の犯人・北役で登場した野間口徹さんも個性派俳優の1人ですよね。
特に不気味な演技、気持ち悪い演技をさせたら右に出るものはいないんじゃないかというくらい不気味で怖いです。
北は淡々と話し、表情も少しも変えないので何を考えているのかわからない不気味さがハンパないですよね。
今回は自分の快楽のために女性を切り刻むのではなく、監視役の刑事が同性愛者で同級生にヒドイ仕打ちを受けた仕返しをするために病院を脱走してまで犯行に及びました。
北にはある種の魅力があるらしく犯行に共感する人物が少なからずいるというのも、恐ろしいことです。
ドラマ内ではシンパシーと言うフレーズで友達の輪が広がっていましたね。
そもそも北は1年前に登場した時には、余命数か月だったんじゃなかったでしたっけ?
今回入院はしてましたけど、脱走して5人を殺害するほどの体力が残っている余命宣告された人は珍しいです。
バーでの北はどこか生き生きと復讐をしていましたから、とても死期が近づいている病人には見えませんでしたね。
余命いくばくもない設定は無しになったのでしょうか。
バーで殺害した3人は2階に上げられていましたけど、どうやって運んだのか?
病人が1人1人二階へあげたというのはちょっと無理がある気がしました。
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右京もあちら側?
北がこちら側の人間と言っていたのは、性同一障害の刑事と結婚した女がいましたけど、刑事の顔を切り刻んだ理由を明確に答えた右京さんもあちら側の人間なんじゃないでしょうか。
美しい女性しか切り刻まない北が、初めて男の刑事を切り刻んだ。
その理由は、
性同一障害に悩んで服毒自殺した刑事に敬意を表して美しい女性して切り刻んだ
ということらしいです。
ちょっと意味不明ですけど、右京さんがそう言うと北は満足そうにしていましたね。
さらに右京さんは
あなた側の人間はあなた一人です。
と言っていつものようにプルプルしながら犯人に対する怒りをあらわにしていまたけど、
右京さんもそっち側行けるんじゃない?
って思ってしまいました。
少なくとも刑事を切り刻んだ理由をわざわざ言って北を喜ばせる必要はなかったですよね。
お前の考えは全てお見通しだ!
とマウンティングしたかったのかもしれませんけど、”自分と同類だ”と北は感じたことでしょう。
第16話感想まとめ
今回のストーリーは不気味で面白かったです。
でも野間口さんのキャラが独り勝ちなのは確実ですね。
圧倒的な存在感でした。
犯人・北の考えには全く共感できませんし、意味がわからないんですけど。
あと、冠城も右京さん並みにいいとこ突いてきますよね。
この2人の相棒もだいぶいい感じになってきました。
「相棒16」でも反町隆史さんだといいですね。
さあ次回第17話はネットネタです。
「相棒14」でもネットネタというか人工知能のストーリーがありましたよね。
前回のコンピューター関係ネタを超えられるのか?
楽しみですね。
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こんな不細工でも俳優になれるのね
元エリート窓際刑事(水谷豊)が主人公の相棒シリーズも早16シーズンですか。
その実は、不都合な犯●by KD*I隠しの為の大衆洗脳ドラマである風に思えます。
2018年元旦SPに、×石原良純氏がトップ官僚(内閣情報官役)で出演。政治色が露骨に出た印象。しかも無理筋であろう。2.26事件を思い出します。
北と言えば、2.26事件の影の指導者だったそうですが、故にドラマはやはり誤魔化しに過ぎない気がしますね。真意は感じられません。
ドラマではなく現実においては、北と制作陣側はお仲間のはずですよ。