8月16日放送の火曜10時ドラマ「ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子」 第六話の感想を書きます。
第五話では中島 保(林 遣都さん)が”神の裁き”をしていた、と衝撃的な結末でした。
その中島も警察に捕まり、一連の犯罪者の自殺行動は終了、五年前の高校生猟奇殺人事件も犯人は自殺をする結果で終わってしまいました。
せっかくの理解者である中島が捕まって、これから比奈子の理解者は現れるのでしょうか…
何回か殺人犯にナイフを向ける場面があったけど、比奈子はこれからも
”人を殺す者の境界線”
を探し続けるのか?
第六話も 口の中に大量に100円を流し込まれて殺される猟奇殺人事件に遭遇します。
中島の事なんか何もなかったかのように捜査をする比奈子。
その姿に違和感を覚える東海林泰久(横山 裕さん)。
いよいよ、比奈子の秘密が知られてしまうのか?
また東海林の情報屋(不破万作さん)が、東海林に今までの事件の概要と、比奈子の経歴を持ってくるように指示する。
どんな意図があるのか?
今回は、その二つについて書いていきたいと思います。
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比奈子の秘密が暴かれてしまうのか?
中島 保は不起訴になり、精神疾患研究センターに送還されたが、センターからプロファイルをすることになりました。
中島 保の衝撃的な結末で ショックもなく、比奈子は口の中に100円を流し込まれて殺されるリッチマン殺人事件の捜査を淡々と続けます。
捜査中、比奈子と上司の厚田(渡部篤郎さん)は ひょんなことから 高齢者ハウスの住人達と顔見知りになります。
笑顔で高齢者達と話す比奈子。
そんな中、第二のリッチマン殺人事件が発生します。共通するのは暴力団の子飼いだということ。
そしてさらに暴力団の組長が第三の犠牲者に…
中島のプロファイルでは、猟奇殺人事件と見せかけた常識人の犯行、処刑をしているのだ、ということ。
プロファイルも含めて比奈子は犯人を突き止めます。
しかし、犯人である高齢者達は 比奈子が追求しても笑顔のまま。
比奈子は、殺人を犯す者と犯さない者の境界線がわからなくなり 困惑します。
東海林は高齢者達との会話を聞いて、ますます比奈子への違和感が増します。
この違和感が殺人者と同じだと理解した東海林は比奈子に
”お前の素の顔、殺人者と同じだ”
と言い放ちます。
比奈子は
”私はまだ刑事です”
と言い返しますが、”まだ”というのは先は殺人者になるかもしれない、ことの ”まだ”なのでは?
もう比奈子がサイコパスだということがバレるのは時間の問題になってきました!
確かに普通の感情のある女の人がする行動ではない場面がちらほらありますもん。
寝ている同僚の口にリッチマン殺人事件のシュミレーションするとか 異常ですもん。
最後に中島に 今はまだ殺人を犯していないのだから、と言われていましたが、だんだん境界線を越えるような行動が増えてきたような…
東海林に暴かれてしまうのももう近いように思いますね。
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情報屋は何で事件と比奈子の過去を調べるのか?
東海林が事件に行き詰ると頼る情報屋の藤川ですが、いつも東海林がほしい情報を的確に伝えます。
今回のリッチマン殺人事件も情報を集めようと藤川に頼りますが…
逆に 誰かに情報屋として警察と繋がっているのを脅され東海林に
これまでの事件の概要と、比奈子の経歴を調べろ、と東海林に言います。
今まで比奈子に違和感を感じていた東海林は比奈子が高齢者達がリッチマン殺人事件の犯人だと話すのを後をつけて聞き耳をたてます。
そして、比奈子への違和感が殺人を犯す者と同じだということに気がついて、その事を比奈子に言います。
一方、東海林に事件の概要と比奈子の経歴を調べるように言った情報屋、藤川ですが、何者かに刺されてしまいます。
そこには東海林の姿が…
まさかの東海林が刺したわけではなさそうですが、第一発見者になるだろうし 東海林に罪をかぶせる罠?
情報屋が誰かに脅されていたのは間違いないとして、比奈子の経歴を調べて何をしようとしているのか?
情報屋を動かしているのは誰なのか?
新たな罠が待ってる雰囲気がプンプンしますね。
ーー今回のまとめーー
色々な猟奇殺人の陰で 比奈子や東海林にジワジワ 迫ってくる罠。
新たな犯人の目的は何なんでしょう?
比奈子も最後にナイフを持っているのは父親を殺すためだと中島に言います。
母親の存在は今まででてきていましたが、父親の存在は第六話で初めてでてきました。
この父親の存在が今後のキーワードになる?
そして「AID」と新たな事件の関わりは?
比奈子をめぐる周囲が何らかの大きな波に流されていく感じです。
色んな事がたくさんありすぎて 見ていてしんどい!
でも どうなるのか見たい!
父親とはどんな人物だったのか、一番知りたいところが第七話で わかるとよいなぁと思いますね。
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