3月22日放送のドラマ「相棒15」最終回スペシャルのネタバレ感想を書いて行きたいと思います。
大喧嘩した右京さんと冠城、最後まで微妙な空気のまま最終回は終わりましたね。
右京さんがプリキュアで推理したり、昨年芸能界を引退した成宮寛貴さん演じるカイトが回想シーンで登場したり盛りだくさんの内容でしたね。
それでは感想まとめ行ってみましょう!
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あらすじ
ひた隠しにしていた美彌子の秘密を亘がリーク!?
暴露記事をきっかけに直接対峙する右京と美彌子
警視庁を揺るがす究極の頭脳戦が始まる!サイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官である青木(浅利陽介)が、自身のスキルを悪用し、広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)の私物のパソコンに進入。美彌子の娘と思しき少女が映った写真や動画を密かにのぞき見た。異変を察した美彌子が、青木とは別の捜査官に調査を依頼した結果、侵入の痕跡が発見され、首席監察官の大河内(神保悟志)が調査に乗り出す事態となる。その後、真っ先に疑いを掛けられたのは、亘(反町隆史)だった。どうやら美彌子が、ハッキングを許した理由を、亘から届いた怪しげなメールにしか心当たりがないと申告したらしい。亘は、そんなメールなど送っていないというが、亘のパソコンから美彌子にメールした痕跡ばかりか、パソコンに侵入した痕跡まで発見されてしまう。
そんな中、美彌子に風間楓子(芦名星)と名乗る週刊誌の記者から取材依頼がある。パソコンから流出したと思われる少女の写真を入手した彼女は、そのネタを記事にするつもりらしい。美彌子は、取り乱した様子もなく冷静に取材を拒むが、実際にその後、『警視庁美人広報課長は国際派シングルマザーだった!?』という下世話な記事を書かれてしまう。結果、亘は不正侵入のほか、個人情報漏洩の疑いまで掛けられ憤慨する。それまで、事の成り行きを静観していた右京(水谷豊)だったが、雑誌に掲載された少女の写真の背景が気になっている様子。それは、ロシア独自の風習を捉えたものらしく…!?
独自の調査に乗り出した右京は、なぜか東京拘置所に拘禁されている元内閣情報調査室の室長・天野(羽場裕一)のもとを訪れる。少女の父親は、アメリカに亡命したロシアの元スパイ・ヤロポロクの可能性がある、と天野に自身の推理をぶつける右京。背景には、2年半前に天野が起こした連続殺人事件の真相が知りたいという意図があった。それは、右京と美彌子が初めて直接接点を持った事件。ヤロポロクの亡命が発端となり、天野が国を裏切ってロシアに情報を流していた4名の日本人に私刑を下した事件だった。警視庁としては、その事件自体は“過去のもの”だったが、将来を嘱望されたキャリアと、ロシアの元スパイが通じていたとなれば大問題になる。副総監の衣笠(大杉漣)をはじめ上層部の人間は、美彌子を追求するが、彼女は一向にひるむ様子がなく…!?
疑惑の渦中に巻き込まれた亘と、独自の捜査を始めた右京
美彌子とスパイ、そして殺人を犯した元上司の関係は!?
右京、亘、美彌子。それぞれの思惑が複雑に絡み合い、
スキャンダラスな騒動は、衝撃のラストへと繋がる!ゲスト:芦名星 羽場裕一
脚本・監督
脚本:輿水泰弘
監督:橋本一番組公式サイトより引用
社美彌子はヤロポロクに襲われていた?
美彌子を煙たく思っている上層部は、週刊誌にスクープされた娘の父親が誰なのかを探ってきます。
いつもは厄介者扱いの特命係にまで捜査を依頼してきましたね。
伊丹と芹沢をレンタルしてくれるサービス付きでした。
右京さんがヤロポロクが父親であるという仮説を立てると、上層部は美彌子を呼び出し問い詰めます。
美彌子はヤロポロクが父親であることを認めましたが、
交際していた訳ではなく、襲われてしまった結果
と言いました。
当時の出来事を甲斐峯秋が証言して、上層部はこの件に一切手が出せなくなってしまいました。
美彌子は初めからこれが狙いで自ら週刊誌に自分に娘がいることをリークしていました。
自分を陥れようとする人物に、未婚の母であることや、娘の父がスパイのヤロポロクであることを不利な状況で見つけられてしまうことを未然に防ぐために、自ら秘密を公にしたわけですね。
全ては美彌子の思惑通りに事が進んだのですが、これが全て真実だとは限りませんよね。
食えない女
と冠城が何度も言っていたように誰にも真実を語っていない見えるんですよね。
美彌子が襲われた当時の証言をした甲斐峯秋も、
私はこのままでは終わらないよ
と右京さんに言っていたことなどから、再び返り咲くために今回は美彌子に有利な証言をしただけで、2人の言っていることが全て嘘だという可能性もありそうですよね。
青木の目的は?
美彌子のパソコンをハッキングしていた青木はばれた時のために冠城のパソコンに細工をしていたために、冠城の犯行ではないことを最後まで信じていたんですよね。
美彌子のパソコンをのぞいていた理由は以前からのぞきが趣味だったことだけなんでしょうか?
第1話で右京さんと冠城の写真に画びょうを刺しているシーンがあり、今回もその写真が写っていました。
美彌子の娘の写真や動画を肴に酒を飲む悪趣味な男ですね。
美彌子が気づいた
アイコンの位置が変わっている
というのは青木の仕業なんでしょうか。
青木が自宅で見ていた美彌子のデスクトップ上のアイコンと美彌子が気づいたアイコンの位置は確かに逆さまになっていました。
青木がわざと気づかせるためにアイコンを移動したんでしょうか。
何のために?
それとも美彌子のシナリオのために自分でアイコンを移動した?
もしかして、美彌子と青木は繋がっているとか?
それはさすがにないか。
でも右京さんは青木の仕業だってことに確信を持っているみたいですね。
青木は手汗をふき取る仕草からも内心ドキドキものだったようです。
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伏線は放置
第1話で登場した、
林で遺体を埋めている人物は誰?
埋められていた人物は誰?
美彌子に届いたロシア語の手紙の差出人は?
などは全くシーズン中に触れられませんでしたね。
オールスルーで「相棒16」に丸投げです。
しかも最終回で甲斐の意味ありげな告白や、右京さんと冠城の緊迫した空気感など、早くも次作を見越した演出がありました。
右京さんが冠城に自分のやり方を非難された時の
黙っていろ!
というセリフには思わず、幸子さんもどうしていいかわからなくなってましたね(笑)
しかも冠城も
何様だ?
と言い返して2人の空気はギスギスしてましたね。
今回は冠城が右京さんのことを
杉下右京
と呼ぶシーンが多くありました。
右京さんのやり方に疑問を持っていたのが見え見えの演出ですが、対立をあおることで
もしかして冠城は今シーズンで終了?
と思わせる演出だった気がします。
次シーズンは法務省から美彌子への探りが入ることを予告していましたから、まだ反町隆史さん退場ではないでしょう。
「相棒15」の撮影スタッフとの打ち上げの時に水谷豊さんが
「次回は稲垣吾郎さんらしいですけど」
とジョークを飛ばすくらいですから、反町さんとの関係は良好なんだと思います。
最終回の感想まとめ
面白かったです。
情報をリークしたのが美彌子自身だったというのは予想出来なかったですね。
プリキュアのキャラによって写真が撮影された時期を調べる右京さんを想像したら笑えました。
冠城にぶち切れした右京さん。
黙っていろ!なんて言葉づかいは初めてですよね。
共に右京さんの新しい一面が見られてよかったです。
と同時に長寿シリーズ故のマンネリ対策なのかなとも感じました。
またしばらく右京さんともお別れで寂しいですね。
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初回で埋められていたのは坊谷一樹という公安調査庁のひとですよ
青木って次回もいるのかな?
早く居なくなって欲しい。
記者がカイトくんの彼女役ではなかったですか?こういうcastingはやめてほしいなと思いました。
違いますよ!まったくの別人ですよ
似た方ですが、別人です。
ヤロポロクは今何処?
社美彌子の娘画像の流出を手伝った、大学時代の元彼というあの役者は出過ぎだと思うし、キャスティングに合ってないなぁ。。。
「キングチャイルド」や「バースデイ」のような粗暴な犯罪者役ならまだしも、元彼って・・・。
成宮寛貴さんが映像として登場したのは重要なポイントですよね。
過去シリーズの再放送も問題無しという、言わばお墨付きを得たと言うことですよね。