スポンサーリンク
山口県で行方不明になっていた2歳児の藤本理稀(ふじもとよしき)くんが8月15日の朝、無事発見されましたね。
発見したのは警察ではなくボランティアの男性でした。
ボランティアの男性の名前は
尾畠春夫(おばたはるお)さん
です。
尾畠さんは8月14日から捜索に加わり、今朝6時、捜索を開始してわずか30分足らずで理稀くんを発見しました。
すごい早業ですね!
今回はこの尾畠春夫さんの経歴と、理稀くん発見時に警察が尾畠さんが警察に肩を掴まれていた理由について調べてみたいと思います!
警察は尾畠春夫さんを疑っていた?
この画像の警察の手、尾畠さんの肩を掴んでいますよね。
そして数人の警察が理稀くんを抱っこした尾畠さんを取り囲むように下山しています。
これは警察が尾畠さんを疑っていたのでしょうか?
その理由は警察が
「理稀くんを渡してください」
と尾畠さんに言ったのに
「私が直接家族にお渡しします」
と答えたためのようです。
警察としては理稀くん発見の状況が把握できていないので、第一発見者の尾畠さんを念のため容疑者扱いでマークしていたということのようですね。
仕方ないですけど、ヒドイ話じゃありませんか。
スポンサーリンク
尾畠春夫さんのボランティアの経歴は?
名前 尾畠春夫(おばた はるお)
年齢 77歳(2018年8月現在)
生年月日 1940年~1941年
住所 大分県
職業 ボランティア活動 元建設作業員 元鮮魚店勤務
ボランティア歴 27年
山口の行方不明2歳児発見した捜索ボランティアの尾畠春夫さん。すごい人なんだなあ。
各地の震災にもボランティアですぐに出向いて活動している大分の男性。
今朝の捜索も警察が始動する前から入山して男児を発見。こういう人をリスペクトするし、その行動力に羨望を持つよ
— 志野令教 (@reikyo_shino) August 15, 2018
東日本大震災のボランティアにも参加
尾畠さんは東日本大震災の際にもボランティアとして参加していました。
支援は毎年続けていて、その中で震災の記憶を伝える活動にも尽力されています。
凄い人に逢った。大分県から手押し車を押して東日本大震災復興祈願日本一周の旅をしている。4月1日大分出発、日本海を廻り青森県から太平洋にでて、一昨日南三陸町に到着、8月10日に大分到着の予定。尾畠春夫74才! pic.twitter.com/18mvpXRW7w
— hanaitimonmme (@kitaguninoumi) June 22, 2014
熊本地震の際ボランティアとして現場を指揮
熊本地震の際には地震後現地入りして、がれきの撤去などを手伝ったということです。
尾畠さんは現地で初めて会ったボランティア12人とチームを組み、手際よく指示を出しがれきを撤去しました。
これまでのボランティア経験を生かして、混乱する現地をまとめていたということです。
2歳児の藤本理稀(よしき)くんを発見した方法は?
尾畠さんは14日に現地入りして、捜索範囲を確認しました。
そして15日早朝には捜索範囲外に単独立ち入り、理稀くんを発見しました。
なぜ理稀くんがいる場所がわかったのでしょうか?
それは尾畠さんの経験から
子供は上に上にのぼる
ということだそうです。
その経験をたよりに、家族から直接行方不明になった場所を聞いて、そこから上方向にある曾祖父の家の北側にある山を700メートルほどのぼった地点で、理稀くんの名前を呼ぶおはたさんの呼び声に答えて
「おいちゃん!ここ」
理稀くんが返事したということです。
経験って凄いですよね!
無事発見されて本当によかったです!
スポンサーリンク