2月21日放送のドラマ「相棒16」第17話「騙し討ち」のネタバレ感想を書いて行きたいと思います。
と、その前に「相棒」シリーズに副総監の衣笠役で出演していた大杉連さんが、急性心不全のため2/21に亡くなったというニュースが!!
青木と何やら企んでいる感じで、警察内部の特命の敵としてこれからのストーリーが気になる展開だったのに!
となると代役が誰になるのかも気になります。
それにしても66歳という早すぎる急死にただただ驚くばかりです。
ご冥福をお祈りいたします。
それでは感想まとめ行ってみましょう!
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あらすじ
IT会社の営業マンが自宅で殺害され、個人所有のパソコンが奪われる事件が発生。捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)は窃盗犯による強盗殺人と見ていたが、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は被害者の職業から、何らかのデータを狙った犯行も視野に捜査に乗り出す。すると、本来は汚職などの経済事件を担当する捜査二課の刑事・梶(矢島健一)も、この殺人事件を追っていることが判明。梶は中央省庁における贈収賄事件を捜査しており、殺された営業マンがその関係者とにらんでいた。しかし梶は、捜査一課に協力を申し入れることで情報が漏えいすることを危惧し、特命係に捜査協力を提案する。
一課が追う殺人と、二課の梶が追う贈収賄。ふたつの事件に繋がりを感じた右京と亘は、手分けして捜査を進めることに。贈収賄疑惑の捜査に着手した亘は、被害者の勤務先で、彼が文科省の推進するデジタル教科書の案件に携わっていたという情報を掴む。いっぽう殺人の捜査に臨む右京は、被害者の隣人・瀧川(山中聡)の声が、事件を通報した“匿名通行人”の声と一緒であることを突き止める。さらに、瀧川に窃盗の前科があることも発覚して…!?
怪しげな隣人と強盗殺人の関係は?
事件の裏に見え隠れする官僚の収賄疑惑
関係者の思いが交錯する結末に誰もが騙される!
ゲスト:矢島健一 山中聡
脚本・監督脚本:金井寛
監督:権野元番組公式サイトより引用
捜査二課の梶が瀧川に指示していた!
今回の事件の第一発見者で110番通報もした隣人の瀧川は、梶に頼まれて被害者の近所に引っ越し、ピッキングで被害者宅に侵入を繰り返していました。
盗聴器が電池式だったため
というのが何度も侵入した理由ですが、コンセント型の盗聴器とかにしたら電源が供給されるから何度も侵入する必要なかったと思うんですけどどうなんでしょう。
いつものように電池を交換しようとして、たまたま被害者が殺されているのを発見した
という結果ありきの設定ですよね。
まあそれはさておき、瀧川が梶に協力していた理由は、別れた妻と息子がヤクザに脅されているのを梶が体を張って解決したというものです。
もっとも瀧川は
「自分が盗聴器を仕込んだり、ピッキングをしたりしたことが、捜査二課の事件解決の役に立っていることが気持ちよかったと言う理由の方が大きくなっていた」
と語っています。
不正を見抜かれた梶は
「捜査二課を守るためにはなりふりかまっていられなかった」
と右京さんに言いますが、
「我々警察が守るものは正義であって、組織でありませんよ!」
とお説教モードで諭します。
一方、瀧川には
「罪を償ってやり直しましょう」
と優しく言いました。
この使い分けがいいですよね。
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殺人犯は被害者の上司
被害者が殺害された動機は、文部科学省が推進するデジタル教科書の入札に便宜を図ってもらうために賄賂を渡していたものが、上司にキックバックされていることを知って告発しようとしたためでした。
ちょっとわかりにくかったですよね。
要は、会社ぐるみで賄賂を送っていたのに、この上司は個人的に文科省の担当に話をつけて会社の金を懐に入れていたわけです。
告発をすれば被害者も罪に問われる状態だったのがなんとも微妙な感じですけどね。
わざわざこの上司に告発することを告げなければ、殺されずに済んだのに…。
そう言えば、個人パソコンのパスワードを右京さんがあっさりと当てたのは笑えましたね。
被害者が好きだった画家?の本名だったのですが、なんでも知り過ぎでしょう右京さん。
第17話の感想まとめ
結構面白かったんですけど、大杉連さんの訃報の衝撃が大きすぎてあまり細部は覚えてないです。
捜査二課の刑事が出てくるとか珍しかったですけど、不正してましたからね。
とりあえず新しい警察内部の登場人物は大抵犯人側だ、というのが最近の「相棒」の定番となりつつあるところを何とかして欲しいですよね。
警察ってのはどんだけ犯罪者だらけの組織なんだってなりますよ。
衣笠副総監はどうなるんでしょう。
代役で何事もなかったように進めるのか、ドラマ内で異動や事件でいなくなった展開になるのか。
いったいどうなるのか気になるところです。
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