2月3日放送のドラマ「下克上受験」第4話のネタバレ感想を書いて行きたいと思います。
阿部サダヲさん演じる桜井信一って まぁお騒がせで 周りを振り回してるわ。
娘の佳織(山田美紅羽さん)のため一生懸命なのは よいんだけどねぇ。
受験勉強を二人三脚ですると言っても 自分の仕事をほっといたらアカンやろ。
それだから後輩部下、哲也(風間俊介さん)も堪忍袋の尾が切れるんだって!
この先 一年半このままで やっていけるのかなぁ、見てるこちらがヒヤヒヤするわ。
当の信一は全く気にしてない様子だしねー。
受験勉強にものすごく不安に感じた信一は とうとう会社を辞めてしまって…
あーあー、この先どうするのよ?次の仕事は?受験勉強は?
そんな信一の次なる一手は?と、信一の行動に振り回される妻 香夏子(深田恭子さん)は信一が仕事を辞めたと知って 途方にくれるのだけど、妻として母としてどんな決断を出すのか?
について書いてみたいです。
それでは感想まとめ行ってみましょう!
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あらすじ
仕事と勉強の両立に苦戦する桜井信一(阿部サダヲ)は、今のままでは両方が中途半端になってしまうと考え、なんと会社に退職願を出してしまう。そんな身勝手な行動を妻の香夏子(深田恭子)や娘の佳織(山田美紅羽)に話せるわけもなく、信一は家族に内緒でアルバイトを始める。
そんなある日、家に1人でいる香夏子のもとに信一の後輩社員・楢崎哲也(風間俊介)が訪ねてくる。退職した信一に負い目を感じている楢崎は、その経緯を説明し謝罪。しかし、何も知らない香夏子は困惑する。香夏子は信一の父・一夫(小林薫)に相談するが、〝女房は余計な口出しをしてはダメだ〟と、言われてしまう。
一方の信一は、仕事を辞めた事よりも佳織に算数の特殊算を上手く説明できない事に頭を悩ませていた。中卒仲間の松尾(若旦那)、竹井(皆川猿時)、梅本(岡田浩暉)、杉山(川村陽介)に協力してもらい旅人算の実験により理解を深めようとするが要領を得ない。だが、そこに現れた楢崎を見た信一に名案が浮かぶ。中学受験の経験者である楢崎の力を借りればいいのだ、と。早速、楢崎は「俺塾」で佳織に勉強を教える事となった。
数日後、アルバイトに精を出す信一の前に現れた一夫が、香夏子の思いを代弁。信一はこのとき初めて一夫や香夏子が会社を辞めた事を分かっていたのだと知る。信一は家に戻り香夏子と話し合いをすることになる。そこで不満を募らせた香夏子が意外な決断をする。
番組公式サイトより引用
お騒がせ信一、次の一手は?
仕事をしていては佳織の受験勉強が出来ないと、仕事と勉強の両立に悩む信一。受験勉強をしていても目は虚ろだ。そして、いきなり会社を辞めてしまう。
辞める前、信一はノルマを達成出来なかったら受験どころじゃないぞ、といわれていたのだ。
香夏子や佳織に相談もせずに辞めてしまった事など言えるはずもなく、信一は駅前でティッシュ配りのアルバイトを始めた。
会社辞めるの、即決や。どっちが大事やっちゅーねん!
言われた哲也とか部長の方が あたふたしてたやん、反対に引き止めたりして。このシーン、面白かったわ。
ティッシュ配りの極意を同じアルバイトの女子に教えて張り切ってやってる、ダメだこりゃ。でも笑える。
阿部サダヲさん、いいわぁ、いい味出してる
どこでもポジティブやんか、ある意味 素晴らしい!
アルバイトもやって、これで大丈夫とばかり せっせと佳織と受験勉強をするのだが、どうも”旅人算”をうまく説明できない。例えを佳織とお父さんでやってみるのだが、相対速度がどうのこうの…
考えた末に同級生の中卒仲間と旅人算の実践をするが 要領を得ず上手くいかない。
そこに後輩部下の哲也が現れる。仲間から散々イヤミを言われる哲也。哲也は悪いと土下座をして謝る。
信一は香夏子には会社を辞めた事を言わないで、と頼む。そこで信一はパッとひらめく。”中学受験をした哲也に教えて貰えばいいのだ、”と!
信一が会社を辞めたのが自分の責任かと後ろめたさを感じていた哲也は佳織に教える事を承諾した。
哲也は”すごろく”で旅人算を佳織に教えてるの、ホー、なるほど 分かりやすかった。
こんな方法があったとは!知らなかった。
もっと早くに教えてほしかったわー。
”旅人算”とか”つるかめ算”とか特殊算って言われてるやつは苦手やわぁ。
いくらやっても理解が出来なかった自分の頃を思い出した。うーん、思い出したくない。
それに、自分がわからなかったから子供に教えるのも信一と一緒で上手いこと教えられなかったもん、今なら解るのに!
なるほど、哲也に教えてもらうっていう手があったな、今さらやけど。これはイイぞ!
哲也なら年齢も若いし、何やら上手く佳織に教えてるやん。なんとか哲也に協力してもらうの、いいアイデアやと思うね。
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香夏子の決断とは?
信一が会社を辞めた事など全く知らない香夏子だったが、ある日、家に哲也がやってきて信一が辞めた経過を説明、”全て僕が悪いんです”と謝罪する。
ところが何も知らない香夏子は何も言えず困惑してしまう。帰ってきた信一は何も言わない。寝る前に会社の事を聞くが、うまいことはぐらかされてしまう。
まさかの部下から退職を聞くなんて!
青天の霹靂とはこのことだ!
聞きたい気持ちはグッと抑え、妻の立場なら自分から話してくれるのを待つよね?
まぁ、私は聞いたすぐ後に電話してでも聞くけど。何なら帰らせて座らせて聞くわ。
理由を聞いたら すぐに離婚かも。こんな旦那は失格決定や!
悩んだ香夏子は義父の一夫(小林薫さん)に相談する。”あいつは短気だから。あいつなりに考えてる”、”妻は旦那のする事に口出ししちゃいけねぇ”と言い、ますます香夏子は悩んでしまった。
香夏子が悩んでいる事を気にかけた一夫は信一がティッシュ配りをしている所に出かけ、”お前がしっかりしなければ佳織の受験どころじゃない”、など香夏子が働きに出るとまで言ってる事などを話した。
一夫が言ったことで初めて香夏子や一夫が会社を辞めた事を知っていた、とわかると信一は香夏子と話し合う事にした。
一夫さん、やっぱり親やねぇ、心配してくれてる。香夏子には心配いらない、と安心させておいて ちゃんと信一に意見をしてくれるのは親心やと一夫を見直した。
職人気質で 融通の利かないような人か?と思ってたけど、ちゃんとフォローするとこなんかさすが!
時々 小ボケをはさむところは なんと言いますか愛すべき おじいちゃんって感じ。
小林薫さんといえば 若い時からシブい役が多かったけど、晩年は いい感じのおじいちゃんも ちゃんとできるんや、再びさすが!
家に帰り話し合おうと向かい合うと香夏子は不満を口にする。次の仕事が見つかれば話そうと思っていた、と信一は言う。
香夏子は働きに出る、と提案をする。しかも信一が働いていた会社に面接に行っていたのだ。
”なんで、頑張れと言ってくれない、なんで応援してくれない、”と香夏子は必死に訴えた。一夫や佳織はお母さんスゴい、と喜んでくれた。
最後のシーンで香夏子が自分の想いを吐き出したの、きっと今まで信一は中卒だから香夏子は何も出来ない、とか何かと言ってきたんだろうなぁ。
信一ばかりが佳織の事を一生懸命して自分も協力したかったんだろうなぁ、とね。
それに 佳織の受験にしても、信一が仕事を辞めてきた事も香夏子には何の相談もなく全部 勝手に決めて進めてるんでしょ?
一人 置いてけぼりみたいに感じるの当たり前やと思うわ。
何も出来ないって決めつけられて、あー だから余計に信一の会社に面接を受けたのかも。
自分も出来る、ちゃんと協力してる、と思いたかった香夏子の これが自立の第一歩かも!
もしかしたら信一よりも主婦目線で物件をお客に勧めたりして、売り上げがよかったりしてね。
だいたい物件にしても何にしても一家の主婦の意見で 買うか買わないかを決めるのが普通だから 上手くいけばカリスマバイヤーになったりしてね!
そういう意味では可能性のある香夏子の不動産業、期待できそうですよ!
第4話のまとめ
家族に何の相談もなく いきなり会社を退職する信一。いずれは相談しようと思っていたのだろうけど、家族を何だと思ってるの?
独身なら仕方ないなぁで済むけど、今時の就職難に何を考えてるのでしょうか、これが自分の旦那なら めちゃくちゃ怒るで!
香夏子は日頃からやりくりして一生懸命やってるの信一も知ってるだろうに。
何とかなると思ってるなら大間違いや!
何ともならないよ、何より受験して合格したら学費とか払えへんやん、もう、しっかりしてほしいわ。
ここで香夏子がまさかの仕事をする事を決めた。大人しく信一の事を聞いていたけど、思い切った決断。
こんな時 やっぱり母は強い。信一と同じで決断は早いわ。それになんか頼もしい。
くよくよなんかしてないもん。旦那が職がないなら私が養う!くらいの度胸の良さ。
それに佳織にも苦難が。転校してきた徳川麻里亜(篠川桃音さん)はお嬢さんで中学受験をするクラスメイト。
同じ目標を持つ佳織と急接近、仲良くなっていってますね。
ところがその事が気に入らないクラスメイトが何人かいて、麻里亜の靴を水浸しにして笑って帰るシーンがありました。
これは イジメの始まりでしょ、それに予告で佳織が泣きじゃくっているシーンもあったとこをみると、麻里亜ばかりじゃなく佳織もイジメられてきたかも。
せっかく頑張ってる矢先にイジメ…
受験どころじゃない問題が出てきて、佳織は負けずにイジメを乗り越えられるのかしら?
第5話ではイジメに佳織がどう、立ち向かうか?香夏子がちゃんと仕事をしていけるか?に注目していきたいですね。
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