1月27日放送のドラマ「下克上受験」第3話の感想まとめを書いて行きたいと思います。
塾の体験授業も上手くいかず 、落ち込む佳織(山田美紅羽さん)だったけど、信一(阿部サダヲさん)が励まし二人三脚で受験勉強することになった。
香夏子(深田恭子さん)や祖父の一夫(小林薫さん)の協力もあり、佳織の部屋も出来、いよいよ「俺塾」始動！
「俺塾」とはうまいネーミング。娘の為に一緒に頑張る親、っていうのが グイグイ伝わってきてこの名前、嫌いじゃないよ、うん！
親が子供の事を一生懸命する姿勢、ほのぼのしていいじゃないですか？
これが普通なら親が子供を教える構図になるのだけど、信一の場合は正しく佳織と一緒にお勉強、となるから 佳織も気楽に受験に向かえるんじゃないですかね？
でも信一はお受験に一生懸命になる余り、仕事場でも勉強を持ち込んだりとちょっと失笑。
その為 後輩部下の楢崎哲也(風間俊介さん)も始めは協力的だったけど なんだか不満を持ち始め…
さて 哲也に対して信一はどういう対応をするのでしょうね？そして、佳織の担任、小山みどり(小芝風花さん)という思わぬところから受験の邪魔がでてきてしまった！
せっかく意欲をだしてやろうという時に、なんてこった！この 担任 小山の言うことに負けずに受験に取り組めるのか？
第3話ではこの二つを書いてみたいと思います。
それでは感想まとめ行ってみましょう！
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あらすじ
桜井信一（阿部サダヲ）と娘の佳織（山田美紅羽）は、“俺塾”と命名した自宅の勉強部屋で本格的に受験勉強を始める。睡眠時間を削って勉強に励む２人を妻の香夏子（深田恭子）は心配そうに見守る。
その頃、信一の後輩社員・楢崎哲也（風間俊介）は仕事の悩みを抱えていた。それは、勉強に熱中し過ぎる信一が楢崎に仕事を任せきりにしていることが原因なのだが、当の本人は気付いていない。そんなある日、物件の内覧客案内のために信一を待っていた楢崎だったが、約束の時間にも姿を見せず、現れたのはお客が帰った後だった。そして仕事をすっぽかした事は知らん顔で楢崎に受験相談を持ちかける始末。そんな信一の態度に楢崎の不満は膨らむばかりだった。
そんな中、桜井家に佳織の担任教師・小山みどり（小芝風花）が家庭訪問にやってきた。その理由は、最近佳織が授業中に居眠りすることが増えたからだという。そして、桜井家の事情を知ったみどりに佳織の中学受験を猛反対されてしまう。さらに、“中学受験は親の見栄”だと言われショックを受けた信一は、“本当に中学受験は佳織のためなのか？”と、自問し始める。
番組公式サイトより引用
哲也、信一に不満 大爆発！
信一の後輩部下、哲也は信一を慕っているし、信一の受験勉強にもアドバイスをしたりと協力的だ。
しかし、受験勉強に熱中する信一は仕事を哲也に任せきり。塾のテキストを手に入れようと走り回っている。そんな信一の態度に哲也は悩み始めた。当の信一は哲也の態度に気づいていない。
ある日、内覧客の案内をする事になったのだが、信一が約束の時間になっても現れない。焦る哲也だったが、なんとかその場は上手く収めることができた。
信一は客が帰った後に現れたが、全く知らん顔で、逆に哲也に受験の悩みを言いたい放題だ。
哲也は信一の態度に不満を募らせる。それよりも”旅人算”や”つるかめ算”を教えてほしいと哲也に詰め寄る始末。
あーあ、仕事にも影響がでてるし。両方 上手く出来ないもんかねぇ。部下に任せてばかりじゃアカンやろ！
信一のキャラ 憎めないけど 哲也もけっこう我慢してるみたいよ。怒ってないと言いつつ顔が怒ってるって！怖いって！
信一が哲也に怒ってるか聞くシーン、信一のノー天気さにまたまた失笑。なんで気がつかないかなぁ、もっと周りを見てって！
会社に戻った哲也はパソコンに向かって事務処理をしていた。部長の長谷川(手塚とおるさん)には ”付き合う相手は選ばないとな”と言われ考え込んだ。
次の日、佳織の家庭訪問があると契約間近の商談を哲也に任せた信一。哲也は慌てて信一に頼み込むが聞く耳を持たない。
無事に商談を成立させたか？と聞く信一に哲也は”契約は成立しました、”と冷たく言った。
会社でも ”私一人で売った物件です”、と部長に無表情に言うのをそばで聞いていた信一はやっと哲也が悩み苦しんでいたことを知る。
大事な商談も家庭訪問を理由に任せて もう信一 社会人としてアカンわぁ。哲也が無理って言ってるのに、簡単に休むなんて哲也がかわいそうやとおもうよ。
心細かったに違いないよ、不安やったと思うよ。
だから 会社で一人で契約を成立させたと部長に言うの そりゃ言うわ。誰だって哲也の立場になったら同じ事をすると思いませんか？
ゆとり世代だから、とか若いから、とかじゃなく信一のしてきてる事に怒りを感じるのは当たり前よ、全く。
言われて初めて気がついたなんて 遅すぎるわ。父親としては合格やけど、社会人としては不合格、残念。
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信一、佳織の担任、みどりの言葉にヘコむ
佳織の担任、小山みどりは熱血教師。生徒のことに一生懸命な先生だ。
最近 佳織が授業中 居眠りをするようになった。夜遅くまで信一と一緒に勉強を取り組んでいるからだ。今夜もせっせと”つるかめ算”を折り紙を使って勉強する。
”つるかめ算”。うーん、ありましたねぇ。
個数の違うもの同士が合わせていくら、それぞれの個体の個数はどうなるか？ってやつ。
それを折り紙でやってましたが、これ、今の場合 つるとかめが9匹、足の数は全部で26本 つるは何匹、かめは何匹？ と少ないから折り紙でできるけど、もっと数が多いものなら折り紙でできないし。
その場合 果たしてどうやって教えるのよ？
ちゃんと計算方法を教えてあげた方がいいと思うんですけどね。
絶対に受験にでるやつやん、折り紙ばかりに頼れないんだから！気がついてーー！
急に居眠りが多くなった事が心配になり家庭訪問することにした。
話をする中で、居眠りの原因が受験勉強の為だと知ったみどりは 受験に猛反対する。そして、”受験をさせるのは親の見栄の為だ”と言い切った。
香夏子はその言葉にカチンときて、みどりを
「俺塾」を見せる。しかし、みどりは”人間形成が大事だ。子供が受験をやりたいと言うのは親に気に入られたいと思っているからだ、”と力説する。
ここでも まさかの中卒だから、という言葉が出てきた！学校の先生が親の学歴をいうの？
言っていいのか？
みどりはみどりの考えがあって 反対してるだけじゃなくて、どうやらみどり自身の経験から出た言葉だとわかったね。
みどりも親に受験を強いられてきたみたい。
それがイヤだったんや。小学生だったから反抗も出来ず 気に入られたい一心で中学受験をしたのかな。
なんとなく みどりは親と上手くいってないのが わかったシーンやった。
それに きっと受験して入った中学もあまり楽しくなかったんやろな。周りの出来る友達に遅れないように 毎日 緊張して過ごしていたんやろなぁと、みどりの学生生活が暗かったなかわかったね。
だから あくせく勉強ばかりしないで人間形成をしてほしいと思ったんやね。
それを見ていた佳織は泣きながら止める。そして受験を頑張る、と泣きながら訴えた。
その言葉にショックを受けた信一は、本当に佳織のためか？それとも親の見栄なのか？
と悩んでしまう。
もらったテキストを見て気がついたこと。テキストには間違った問題と日付けが貼ってあった。この事から これは親の愛だ、見栄だけでこんな事ができるはずない。佳織のために出来ることをする、とまた前向きに考えだした。
次の日 学校でみどりは佳織に”お父さんが好きが？”と尋ねる。”好き！”と言う佳織に 仲が良い二人なら大丈夫かも、と優しい声で言うのだった。
ホンマ ポジティブ！テキストから前向きに考えるとは！どれだけ 都合のよい頭の中や！
まぁ、長い受験に取り組むにはこれくらい いい方に考えていかないとストレスがたまって仕方ないわ。
だって、すでに目標が高すぎるくらいのとこで まだつるかめ算もアタフタしてるんやもん、いい方に考えたら これ以上落ちることはない、上がるばかりや！って考えたら希望も持てるわ。
それより佳織が父親をかばって担任に涙で訴えたシーン、思わずしんみりなってしまった。子役の山田美紅羽さんの迫真の演技、鼻水をたらしながら ホンマにしゃくりあげて泣いていて 深田恭子さんじゃないけどヒシッと抱きしめたくなったよ。
役じゃなくホンマに阿部サダヲさんを慕っているかのような演技に 山田美紅羽さん、おそるべし！
第3話のまとめ
本当に子供のためか、親の見栄なのか？悩むとこですよね〜。ぶっちゃけ言うと 両方じゃない？双方の利害がバッチリ合ったのだから それはそれでかまわないと思うんですけどね。
これが、親ばかりが一生懸命で子供が実は受験はしたくないと思っているなら、子供の為だと言いつつ単に親の見栄だと思うんだけどなー。
まぁ、担任の思いも分かるけど。受験よりももっと小学校生活でしか得られない体力作りだとか、友達を思いやる心とかを体感してほしいと思うのは当然だもん。
みどりの経験から反対して、というのもあったけど 最後は自分の親子関係と違って信一と佳織は充分に良い親子関係だとわかって受験も反対しなくなった。
こちらは一安心。ところが信一の方が問題。
哲也の気持ちがわかり、どうやら第4話では信一は会社を辞める？
これも受験のためだと思うけど、いきなり会社を辞めてしまって お騒がせもいいとこ。
もうちょっと考えようよ。考えてから行動しよ。一応 一家の主人やで、香夏子は専業主婦やで。中卒で次の仕事がすぐ見つかるか？
いろいろ こちらがやきもきしそうな第4話。
楽しみです。
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