12月7日放送のドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」最終回(第10話)の感想を書いて行きたいと思います。
かねてからファッション誌”Lassy”編集部に異動を望んでいた悦子(石原さとみさん)に思わぬ話が舞い込んだ。
”Lassy”編集長、亀井(芳本美代子さん)が悦子に巻頭記事の企画を考え、プレゼンする機会を与えてくれたのだ。
せっかく幸人(菅田将暉さん)に告白しようと思っていたのに、森尾(本田 翼さん)からその話を聞き、すっかり舞い上がってしまう悦子。
あらら、そうなる?まあ、悦子にとったら念願のチャンスだもんね 告白も吹っ飛ぶわ。
告白はいつでもできるけど、このチャンスは一回きりやもんね、仕方がないわ。
いよいよ最終回になり、悦子もファッション編集部に異動で終わりになるのかな?
いやー、校閲部を簡単にバイバイするとは思えない。
最後に大御所作家、本郷先生(鹿賀丈史さん)にピンチが!
これは放ってはおけませんよ!本郷は幸人のお父さんだしもしかしたら悦子の義父になるかもしれないじゃないですか!
それでは感想まとめ行ってみましょう!!
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あらすじ
『Lassy』編集長の亀井(芳本美代子)から、巻頭特集の企画書を書いてプレゼンするように言われた悦子(石原さとみ)。悦子に『Lassy』編集部に異動できる大チャンスが訪れる。
悦子は貝塚(青木崇高)から、本郷(鹿賀丈史)の盗作を訴える告発文が送り付けられたと知らされる。告発文の送り主は、“直木龍之介”と名乗るWEB小説家。直木は、自分が1ヵ月前に発表した作品と、発売されたばかりの本郷の最新作が酷似していると主張していた。
本郷は連絡がつかない状態で、真偽を確かめることができない。貝塚は、本郷の最新作と直木の作品を細かく検証すれば手がかりが得られるかもしれないと考え、校閲部に2つの作品の事実確認を依頼。悦子たち校閲部の面々と幸人(菅田将暉)は協力して、本郷の盗作疑惑を晴らすために奔走する。
一方、悦子が『Lassy』編集部に企画をプレゼンする日も近付いていた。そんな中、校閲部に何者かが侵入し…。
番組公式サイトより引用
悦子、とうとうファッション編集部員に?
”Lassy”編集長、亀井が悦子に春号の巻頭記事のプレゼンを提案してきた。ついにチャンスが回ってきたと喜ぶ悦子。森尾も応援する。
だが、本郷先生の件でなかなかプレゼンの準備が出来ない。やっと取りかかろうとした矢先、また、本郷先生の件で出来なかった。
プレゼンまで三時間。
しかし、悦子は何にも考えられていなかった。
焦った森尾は自分が考えていた企画書を送るように悦子を説得する。
悩んだ悦子は思わずパソコンから、森尾の書いた企画書を送信してしまった。
あー、やってもた。
いつもの悦子らしくないと思いませんか?
いつもなら 絶対他人の企画書とか不正はしないはずなんだけど。
よっぽど追い込まれてたってこと?
一度に二つは同時には出来ない人やったこと、忘れてた!
そりゃ本郷先生の事は一大事だもんね、そちらに一生懸命になるわ。
当日、プレゼンしている最中 森尾の企画書だと正直に言う。謝る悦子に亀井は人の企画書を出してでも上にいかないとこの世界ではやっていけない、と忠告した。
そして、異動の話も初めからしていない、悦子と森尾の勘違いだと分かり二人はまたお互いに励ましあった。
えー?異動話はなかった?初めから?
もしかして焦って勘違いした?あーあ。
見てる方も焦ったー!
もう悦子は当然ファッション編集部に異動するものだと思ってるもんね。しかし、悦子、あんたはエライ!
ちゃんと正直に森尾の企画書だと言って、なんで企画書が出来なかったのかを説明するとこ、仕事に対して真面目に取り組んでいる証拠よ。
あざとい奴は体調が悪くて〜とか、親戚に不幸が〜とか言いそうやもん。
ちゃんと仕事に真摯に向き合う悦子の姿を見せていただきました!
放心している悦子に、
「夢があっても目の前の仕事に邁進する悦子は校閲部の河野悦子だ」
と貝塚は貝塚なりに励ますと、その言葉に悦子は元気を取り戻す。
その夜、幸人がおでん屋にやってきた。なかなか家では仕事がはかどらないから避難しにきたらしい。
悦子の部屋で幸人は小説を完成させる。
”東京B_SIDE”
新しい小説は一番最初に悦子に読んでほしい、と幸人は悦子に見せる。そして悦子は泣きながら幸人と付き合うと甘えて夢を追う事から逃げるから、このままで居させてほしいと告げる。幸人も了解した。
なんや、付き合わへんのかーい!
思わず見ている最中、ツッコミをいれてしまったわ。当然付き合うやろと思ってたのに、もったいない。
どちらも申し分ない美男美女なのに、こんな事あるの?イヤ、イヤ、見たことない。
お互い好きなままこのままの状態を保つのって新しい男女のカタチですか?今どきの若者はこれが普通なの?
普通にお付き合いする世代には考えられないわ。
それにしても悦子は校閲部残留で なんとなく安心。
ホント 校閲のお仕事 何気に合ってると思うんですけど。
けっこう 指摘出しとかいつも貝塚にダメ出しをしている事を考えたら 悦子には向いてる仕事なんじゃないかと思いませんか?
本郷先生、盗作?
慌てた様子で文芸編集者、貝塚八郎(青木崇高さん)が悦子の元に来た。本郷先生が、盗作しているというのだ。
どうやら、「直木龍之介」というweb作家が自分の書いた小説の方が先だと言ってきたようだ。
謝罪を12月5日までにする事を条件に抗議してきた。
肝心の本郷は連絡が取れず、どこにいるのかもわからない。
エロミス作家、本郷先生もいよいよアイデアも出尽くしたか…と一瞬思ったけど、初回から登場の先生の人柄を見てるとどうにも納得はいかないな、これは本郷先生をおとしめる罠か?
単に嫌がらせか自分に注目を集めたい奴がやってることか?
ていうか直木龍之介って!
web作家ならもうちょっとセンスがいい名前をつけてほしいもんやわ。
先入観を持たないことは真実への近道
校閲部メンバーと悦子は本郷先生とweb作家のどちらが先に書いたかを検討する。
”おぱっぽ祭り”が男性の性器だという事を指摘出しして、おじゃんぱ祭に変更したが、web作家は変更していない。この間に盗作されたと決めた校閲部メンバーは誰が盗んだかを調べる。
防犯カメラには特に怪しい人は写っていなかった。つまり、本郷先生にゲラが再校に入ってる間に盗まれた可能性が高かった。
やっと本郷と連絡がとれ、どうやら幸人のお母さんのところにいるらしかった。
みんなで盗作の話をしていたら、本郷は大学の同窓会にゲラを持って行った事がわかった。
しかし、本郷は名簿の提出を拒否、謝罪文を公表すると宣言。本郷には盗作犯人の検討がついているらしかった。
うーん、緻密な事をする校閲部、特に藤岩りおん(江口のりこさん)の洞察力、推理力には参りました。
校閲部にかかったら ちょっとのインチキはたちまち暴かれてしまうかも。こわ〜。
でも本郷先生の無実を証明するため、一致団結する校閲部のメンバー 素晴らしい!
普段から個人個人の仕事だけど、ちゃんと協力するとこ これも悦子の影響かな?
あと、本郷先生を誰一人疑う者もいなかったね。
ちゃんとリスペクトしてるんや、ここでも校閲魂を見たような気がした。
とうとう本郷先生が動いた。幸人と貝塚と悦子は跡を追う。
本郷は一人の同級生岩崎の家に行き、事情を聞くと、順風満帆な本郷の人生に汚点を残したかったらしい。
夢が叶わなかったから、本郷が羨ましかったのだ。
なんで過去形?と思わず悦子は飛び出した。
まだ夢の途中だ
と、本郷は岩崎に言い二人は再び友情を深める。
結局、直木龍之介の件は愉快犯で今回は片がついた。
本郷先生、同級生を責めることもせず人間ができてるわ。
と立派だと感心してたら、あら?
実は大学の時に卒業論文をその同級生がボツにしたものをそのまま使用して卒業したとは!
えー?そんなやらしい事をしてたの?
悦子や幸人、貝塚まで固まってたね、 何も言えないわなぁ確かに。
”ドンマイ”って言うわけにもいかないし 逆に聞きたくなかったわ。
本郷先生にも ヤンチャなとこがあったんや。
まぁ、昔の汚点をワザと出して盗作問題をなかった事にしてあげたいという本郷先生の優しさだといい様に解釈してあげよう、だって最終回だもんね。
今回のまとめ
最後は悦子は校閲部に落ち着き、幸人とも今まで通りという事で終わってしまいました。
最後のシーンで、校閲部長 茸原(岸谷五朗さん)がメンバーを褒めるとこ、泣けた。
部員達を信頼して愛してるのがヒシヒシと伝わってきてよかった!
悦子が来て校閲部がいい方に変わって来た事を話すんだけど、確かに校閲の仕事に誇りを持ってきたり、作家さんと対等に仕事をしたり 活発になってるもんね、何より部長が入り口のドアをデコったのが一番変わったとこやね。
貝塚が言ったように趣味は良くない、うん、チョット違うよ。あれを夜なべに一人でちまちまやってたのかと思ったら哀愁を感じるわ。
でもみんながアクティブに動いて仕事をこなしてきた事、素晴らしいです。
本当の校閲部は 地味な仕事だろうけど、人間まで地味だとは思っていないけどね、知らなかった校閲部の仕事が分かって 面白かったドラマでしたね。
初めは石原さとみさんのファッションが話題を呼んでいたけど、後半はもっぱら私は校閲部メンバーと仕事内容に興味を持ってました。
もっとクローズアップされてもいいと思うくらい個性がバッチリ出てるので、校閲部の特別編を作ってもらいたいくらいです。スピンオフもあるか?…ないか。
もし続編があるなら、やっぱり見てしまうかなぁ。悦子のファッションと校閲部メンバーのパワーアップが見たいですね。
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