11月16日放送のドラマ「相棒15」第6話「嘘吐き」の感想を書いて行きたいと思います。
今回は実際には無かった殺人事件を調べることになった右京と冠城が真実を徐々に明らかにする事件でした。
ちょっとホラーな感じで怖かったけど内容的にはどうだったんでしょう?
それでは感想まとめ行ってみましょう!
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あらすじ
女流漫画家の隣室でバラバラ殺人が進行中?
しかし、彼女自身が犯人の可能性も浮上して…!?証拠品の返却で所轄署を訪れた亘(反町隆史)は、アパートの隣室で殺人事件が起きたかも知れないと訴える女流漫画家の夏音(柳生みゆ)と知り合う。
聞けば数日前、隣室から激しく争う音が聞こえたかと思うと急に静まりかえり、その後元々住んでいた地味で背の高い女性を見かけなくなり、彼女とはまったく印象が異なる、派手で小柄な女と、その恋人と思われる男が、ノコギリを部屋に持ち込む姿を目撃したという。
さらに、見知らぬ中年男女が毎晩のように出入りしているという。夏音は、バラバラ殺人を疑って所轄署に相談に行ったのだが門前払いを食らい、たまたま通りかかった亘が話を聞いたのだった。
興味を持った亘は、さっそく右京(水谷豊)を巻き込んで調査に向かう。
しかし、アパートの大家は、隣室の女性に変わった様子はないと証言し、夏音が騒音トラブルで言い掛かりをつけているのではないかと疑う。右京と亘は、逆に夏音が女性を殺害して遺体を隠しているため、その恋人らが揺さぶりを掛けるために、今回の件を仕組んだのではないかと推理する。
さらに、亘が夏音の出身地に出向いて過去を調べたところ、学生時代から虚言癖があったことが判明。そのせいか、東京にも馴染めず、引っ越しを繰り返していたことが分かる。果たして、誰が真実を言い、誰が偽証しているのか。
右京と亘は、捜査一課からも情報を得ながら、事件関係者の身辺を改めて調べ始めるが…!?
犯人は虚言癖のある漫画家か、怪しいカップルか、それとも…
部屋に出入りする謎の中年男女の秘密とは!?
真実と嘘が入り混じった“バラバラ殺人事件”の真相とは!?ゲスト:柳生みゆ 諏訪太朗 小林峻 菊地美香 土居志央梨
脚本・監督
脚本:森下直
監督:橋本一番組公式サイトより引用
世にも奇妙な物語っぽい
売れない漫画家の夏音(かのん)が隣人や大家さんに監視されている幻覚を見るのですが、すごく怖かったです。
というか、幻覚じゃなかったんですかね。
でも通行人や子供たちまで「嘘つき!」と夏音に言っていましたよね。
最後には全員で夏音を囲って
「嘘つき!嘘つき!」と言って夏音は
「ごめんなさい」
と言って気を失ってしまいましたね。
あれは、一体なんだったんでしょう?
全員で囲う場面とかすごく「世にも奇妙な物語」っぽかったですよね。
相棒っぽくなかったです。
部屋の中に隣の家の人や大家さん、謎の中年夫婦が表れる幻覚もありました。
夏音の過去を調べていた冠城によると
夏音は虚言癖があり、母親にも嫌われ故郷を追われて東京に来た
ということでしたが、これって夏音が真犯人かも?と思わせるためだけの設定ですよね。
結局夏音は今回はだだの被害者でしたが、虚言癖がどうとかいう設定は後半全く関係なくなっていました。
ちょっとホラーっぽいストーリーを作ってみたけど、まとまり切らなかった。
という印象が強いですね。
「世にも奇妙な物語」ほど突き抜けて不可解でもなく最終的には現実的な話に戻るので、今回の演出はちょっと残念でしたね。
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瀬戸はるかは捕まらないの?
今回の事件は共同墓地計画に出資していたメンバーの1人、瀬戸はるかが病気で余命わずかということで2年前に瀬戸が横領した6000万円で墓を作ろうと考えたメンバーが、6000万円を隠していた部屋の住人の夏音を追い出そうとしたことですよね。
6000万円は結局大家が使い込んで無くなっていたのですが、ラストシーンで夏音が今回の事件を題材にマンガを書いていて病室の瀬戸に見せているシーンがありました。
あれ?6000万円って瀬戸が横領したんですよね?
なんで捕まらないの?
夏音の首を絞めた大家は殺人未遂で、瀬戸のために夏音を追い出そうとした隣人や中年夫婦は捕まったのに横領した張本人は無罪なんでしょうか?
この世に生まれた瞬間から家も家族もない人間の瀬戸に同情した右京が見逃した?
そんな訳ないですよね。
今回は何からなにまで中途半端な感じでイマイチでしたね。
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