こんばんは!
リオオリンピックが終わってしまいましたね。
日本はメダル獲得数が過去最高の41個と日本の底力を見せてくれました!
個人的には最近の日課となっていたオリンピック観戦が無くなってしまって、オリンピック(五輪)ロスで寂しいです(笑)
今回のリオオリンピックで一番印象に残っているのは、やはりレスリングの吉田沙保里選手の銀メダルですよね。
オリンピック4連覇をかけての決勝で、惜しくもアメリカ代表のヘレンマルーリス選手に負けてしまい、直後のインタビューで
「取り返しのつかないことに」
と号泣しながら謝罪する姿が頭から離れません。
誰も責めてなんかいないのに責任を感じている吉田選手が可哀想で涙が出ましたね。
インタビュアーの三瓶宏志(さんべこうし)さんの優しい受け答えがまた泣けました。
安倍マリオの閉会式もすごくよかったので、
来週から東京オリンピックが始まればいいのに!と思いながら日常の生活に戻りつつあるところに、あるCMが目に入りました。
それは吉田沙保里選手が
心臓病の女子中学生とリオで金メダルを約束した
という「24時間テレビ」のCMでした。
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24時間テレビの内容は
スポーツ報知に番組の内容が書かれていたのでご紹介します。
リオ五輪女子レスリング53キロ級代表の吉田沙保里(33)が、日本テレビ系「24時間テレビ39 愛は地球を救う」(27、28日)の企画ロケに参加し、心臓病と闘う千葉の中学2年生・三輪響子さん(13)に金メダルを約束した。
前人未到の五輪4連覇に挑む吉田に、大きな味方が現れた。響子さんはスポーツが得意な活発少女だったが、小5で拡張型心筋症と脳梗塞を患い右半身がまひ。昨年5月に米国で心臓移植手術に成功し、現在は車いす生活を送りながら「ひとりで歩く」ことを目標にリハビリを続けている。
響子さんの存在を知った吉田は7月初旬、自ら提案し、練習の合間をぬって自宅を訪問。過去3大会の金メダルを首にかけるなどして交流を深めた。闘病のエピソードを母・典子さんから聞いた吉田は「闘っている響子ちゃんに金メダルを見せたい」と涙ながらに決心。その後は、新潟での代表合宿にも響子さんを招待。吉田の高速タックルに「新幹線より速い」と驚きの声を上げた響子さんは、「私もリハビリを頑張って、もう一度みんなと歩きたい」と日本武道館での再会を誓っていた。
スポーツ報知8月3日の記事より引用
これにはちょっと絶句してしまいました。
恐らくリオに向けて練習をしている吉田選手に、「24時間テレビ」の企画として三輪響子さんの存在を伝え
金メダルの約束をしてくれないか
と持ち掛けたのではないでしょうか。
7月と言えばオリンピック開催の約1か月前でオリンピックに集中しなければいけない時期ですよね。
そんな時期でも三輪さんの事を知り「少しでも力になりたい」と思った吉田選手に頭が下がります。
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フィナーレで登場する?
このスポーツ報知の記事できになったのは
日本武道館での再会を誓っていた
という部分です。
これはつまり24時間テレビ放送中に吉田選手と三輪さんが再開する予定があるということですよね。
大半はVTRでの登場だと思いますが、VTRで「金メダル取る」と約束しているシーンが流れたあと、金メダルを惜しくも獲得できなかった吉田選手と三輪さんの再会を放送することはどうなんでしょうか?
もちろん吉田選手が金メダルを取れなかったことを責めてるわけではないですよ。
吉田選手の銀メダル獲得に感動しましたし、吉田選手に憧れてレスリングをしている登坂絵莉選手や伊調馨選手などが金メダルを獲得できたのは吉田選手の功績だと強く思っています。
何が起こるかわからないオリンピックの舞台で、吉田選手が金メダルを獲得する前提での企画が吉田選手と三輪さん2人にとって残酷過ぎると感じるんですね。
それでも番組的には「4大会連続メダル獲得はすごい」という雰囲気にもっていくのでしょうが、吉田選手は
三輪さんとの約束を守れなかった
と自分を責めるでしょう。
「24時間テレビ」の感動の押し売りのフライングがちょっと許せないですね。
みなさんどう思いますか?
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高畑の件もあって放送前から最悪の24時間テレビになりそう。
吉田沙保里から企画を持ち込んだような書き方をしているけど、まあ、そういう設定になってるんだろうな。そもそもどうやってこんな24時間テレビ向けの相手を吉田がわざわざ探すんだよって考えると不自然。普通に考えると日テレ側からの持ち込みだろ。
受けた吉田が悪いみたいな意見もあるけど、こんな企画出されたら断れないわな。万が一そのせいで女の子の心が折れたりしたら、と考えたら受けざるを得ないし、そもそもこのレベルのアスリートが負けることを想定して大会に望むなんてあってはならないこと。万が一負けたら…なんて口が裂けても言えない。