5月23日に放送されたNHK「アスリートの魂」に男子バレー日本代表の石川祐希選手が登場しました。
石川選手と言えば、高いジャンプ力から繰り出される強力なスパイクが印象的ですが、2015年のワールドカップ以降左ひざを痛めていたようです。
どんな症状で現在は治っているのかなどを調べてみました。
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天皇杯のとき左ひざは限界だった!?
ワールドカップバレー2015ではリオへの切符は逃したものの、石川選手は数々のスパイクを決めスパイク決定率世界第4位と大活躍したことが記憶に残っていますね。
しかし攻撃では活躍しましたが、レシーブ、サーブにやや難がある感じは否めなかった事も事実ですね。
ワールドカップ後は大学バレー、天皇杯と経験を積みオリンピック世界最終予選に向けていい感じで調整をしていると思っていたら、実は左ひざが限界に達していたんです。
準々決勝の中央大学VS東レアローズ戦では石川選手の様子が明らかにおかしかったですね。
いつものように高い打点でのスパイクが少なく、ジャンプ後の着地で顔をしかめている場面もありました。
石川選手の不調だけが原因ではありませんが、試合の方は3-0でのストレート負けとなってしまいましたね。
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膝の症状は?
石川選手のひざは膝蓋靭帯炎と呼ばれる症状のようです。
ジャンパー膝とも呼ばれ、バレーボールやバスケットボールなどジャンプや着地を繰り返す選手に多い症状です。
ジャンプからの着地時には歩行時の数倍の負荷が膝にかかると言われ、16歳から20歳くらいに激しいスポーツをしている選手がこの症状になりやすいようです。
バレーボール選手のように高いジャンプをすると着地時にかなりの負荷がかかることは簡単に想像できますよね。
テーピングやストレッチで痛みは緩和出来ることもあるようですが、石川選手の場合はかなり重症化していたので、天皇杯後の全日本に召集されたときにもどんどん痛みは増してきていました。
男子代表の南部監督は石川選手にジャンプ禁止を命じました。
ジャンプ禁止期間の石川選手は「スパイク打ちたい」「ジャンプしたい」と毎日言っていたそうです。
しかし、無理をして膝を完全に壊してしまっては元も子もないのでジャンプできない期間は別メニューで、ワールドカップの時の課題だったレシーブの練習などに力を入れてきました。
2月末のイタリア遠征で約3か月ぶりにジャンプを解禁し徐々に馴らしてきました。
オリンピック世界最終予選ではどこまで調子が戻っているのか?が心配ですけど、そこはアスリート魂でしっかり合わせてきてると信じています!
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