先月24日、乳がんで右乳房の全摘出手術をした北斗晶さんが10月3日病院を一時退院し記者会見を開きました。
会見には夫の佐々木健介さんも同席し、北斗さんは「5年後の生存率は50%と主治医から聞いた。北斗が頑張っているから頑張ろう、と思ってもらえたら、右胸をなくしたことも無駄ではない」と話しました。
ガンのステージは2B
北斗さんのガンは脇のリンパにまで転移しており「ステージは極めて3に近い2のB。 乳がんだけなら5年後生存率は70%だけど、脇にまでいくと50%」と、一時退院はしましたがこれからが本当のガンとの闘いになります。
脇のリンパ節に転移が見つかり、神経をすべてとったので右脇の感覚が今もないそうです。
会見の後に報道陣に花束をもらうと思わず涙がこぼれてしまいました。
しかし気丈に「病気の人や生きるのがつらい人に、北斗ががんばっているから自分も、と思ってほしい。検診も忘れないで」とコメントし他の病気の人に勇気を与えてくれています。
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今後の治療は
北斗さんは今回の一時退院で一旦自宅に戻りますが、10月下旬から再び入院して抗がん剤治療を約半年続けてその後放射線治療を行う予定ということです。
抗がん剤治療とは
手術治療や放射線治療が、がんに対しての局所的な治療であるのに対し、抗がん剤は、より広い範囲に治療の効果が及ぶことを期待できます。
このため、転移のあるとき、転移の可能性があるとき、転移を予防するとき、血液・リンパのがんのように広い範囲に治療を行う必要のあるときなどに行われます。出典:国立がん研究センター
つまり北斗さんのガン細胞はすでに広い範囲に広がっている可能性があると考えられます。
この抗がん剤治療の副作用として挙げられるのが下記の表です。
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治療日
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1週間以内
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1~2週間後
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3~4週間後
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自分で
わかる 副作用 |
アレルギー反応、 吐き気、嘔吐(お うと)、 血管痛、発熱、便秘 |
疲れやすさ、だるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢 |
口内炎、下痢、食欲不振、胃もたれ
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脱毛、皮膚の角化やしみ、手足のしびれ、膀胱(ぼうこう)炎
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検査で
わかる 副作用 |
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骨髄抑制(こつずいよくせい:白血球減少、貧血、血小板減少)、肝障害、腎障害
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この他に、免疫力が低下するためさまざまな感染症にかかりやすくなるそうです。
非常につらい治療ですので、近年この抗がん剤治療をせずに自然のままに最期の時を迎えるという選択をする患者も多くなってきているそうです。
先月24日に亡くなった女優の川島なお美さんも自然療法などのみで治療を続けていたという情報もあります。
放射線治療とは
放射線は、細胞が分裂してふえるときに必要な遺伝子に作用して、細胞がふえないようにしたり、細胞が新しい細胞に置き換わるときに脱落する仕組みを促すことで、がん細胞を消滅させたり、少なくしたりします。放射線治療はこのような作用を利用してがんを治療します。放射線治療に用いられる放射線の種類には、X線、γ(ガンマ)線、電子線などがあります。出典:国立がん研究センター
放射線治療の副作用は
- 疲労感・だるさ
- 食欲がなくなる
- 皮膚のかゆみ
- 吐き気
- 下痢
- 口の渇き・口内炎
- 脱毛
などがあるそうです。
まとめ
これから長い闘いになる北斗さんとご家族ですが、10月3日更新のブログでファンの皆さんにコメントしています。
そして…、ブログを読んでくださり、コメントを書き続けてくれてる皆さん
ずっとずっと励まし続けてくれて、ありがとう
真夜中、不安で寝られない時を支えてくれたのはみんなのコメントだったよ
誰だって、誰かのために力になれる。
みんなは私の力になってくれたんだよ。ありがとうございました
でも、これからが戦いだから…
お願いだから、くじけそうだな~とブログを観て思った時は、また支えてね素直に遠慮なく甘えるよ。みんなに…
心からありがとう出典:「そこのけそこのけ鬼嫁が通る」
私たちも応援して共にガンと闘っていきましょう!
必ずガンを克服してまた元気な姿を見せて欲しいですね!
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