こんばんは!
今日はバドミントン女子ダブルス準々決勝を応援しながらテレビを見ています。
お盆ということで、家で親戚が集まって観戦されている人も多いんじゃないかと思います。
今回は競技の合間に放送されているANAのCMに出演している津川拓也選手が気になったので、調べてみたいと思います。
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CMの内容は
「10年前の自分へ」
というテーマで卓球の福原愛選手、車いすテニスの国枝慎吾選手、女子バレーの長岡望悠選手、木村沙織選手、宮下遥選手、女子ラグビーの横尾千里選手、競泳の瀬戸大也選手、池江璃花子選手、そして最後に津川拓也選手が10年前の自分へ声をかけています。
津川拓也選手は
「楽しいよ、仲間が待っているよ」
と優しく語りかけています。
なにが気になったかと言うと、CM中右下に選手名が表示されているんですが、津川選手は
「リオ2016パラリンピック日本代表」
と書かれているだけで競技名が書かれてなかったんですね。
津川選手は首にブルーのゴーグルをかけていたので競泳の選手かな?とは思いましたが、詳しいことは不明なので津川選手が気になってきましたよ!!
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津川拓也選手のプロフィール
生年月日 1992年7月1日
出身地 大阪
出身校 難波特別支援学校
競技種目 背泳ぎ
血液型 O型
主な戦績は
- 2009年
東京アジアユースパラゲームズ 100m背泳ぎ 銀メダル - 2011年
INASグローバル競技大会(イタリア) 100m背泳ぎ 銀メダル
50m背泳ぎ 銅メダル - 2012年
ロンドンパラリンピック 100m背泳ぎ 6位 - 2013年
IPC世界水泳選手権(モントリオール) 100m背泳ぎ 7位 - 2014年
アジアパラ競技大会(インチョン) 100m背泳ぎ 銅メダル - 2015年
IPC世界水泳選手権(グラスゴー) 100m背泳ぎ 6位 - 2015年
INASグローバル競技大会(エクアドル)
200m背泳ぎ 金メダル 日本新 INAS世界新
200m個人メドレー 銀メダル
CMの話し方で気づいた人もいるかもしれませんが、津川選手は1歳の時に自閉症と診断され早期治療を受けてきました。
水泳を始めたきっかけは「お風呂が好きだからプールに行ったこと」なんですって。
かわいいですよね。
障害者水泳にはちょっと複雑なクラス分けがあります。
国際パラリンピック委員会水泳部門(IPC-SW)がクラス分けしています。
大まかには
- 視覚障害者クラス
- 知的障害者クラス
- 肢体障害者クラス
に分けられ、そのなかでも視覚障害は3クラス、肢体障害は9~10クラスにわかれます。
津川選手の出場する知的障害者クラスは1クラスです。
クラス分けに関してはオリンピックでも男女はまずほとんど別の種目で、体重別でクラス分けされている競技もあるので、障害者スポーツのみがクラス分けされているわけではないですよね。
クラスで優劣が決まるわけではなく、同じレベルの選手同士でメダルを目指すためのクラス分けなんですね。
障害者水泳のクラス分けは
- S クロール、背泳ぎ、バタフライ
- SB 平泳ぎ
- SM 個人メドレー
数字は
- 1~10 肢体障害
- 11~13 視覚障害
- 14 知的障害
- 15 聴覚障害
をそれぞれ表しています。
津川選手はリオパラリンピックで
SM14 200m個人メドレー
S14 100m背泳ぎ
に出場します。
ロンドンパラリンピックでは
S14 100m背泳ぎ 6位
S14 200m自由形 16位
と、背泳ぎで上位入賞していますので、リオでもメダル目指してがんばって欲しいですね!!
【9月9日追記】
津川選手が100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得しました!
おめでとうございます!!
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