日曜劇場「仰げば尊し」第三話の感想を書きます。
初回 視聴率11.4%、第二話11.7%と好調に進んでいますね。
問題児五人が樋熊先生(寺尾聰さん)の熱血さに感化され、”音楽の甲子園”を目指す姿は まさに
”音楽版ルーキーズ”
で、見ている方も力が入るドラマです。
問題児五人もドラマを見ているうちに、問題児に見えなくなってきて、逆に応援してしまっている自分にハッと気がつきました。
ついつい力が入ってしまってますが、第二話では安保圭太(北村匠海さん//DISH)、桑田勇治(佐野岳さん)、高杢金也(太賀さん)が吹奏楽部に入部しましたが、第三話では後の二人、青島裕人(村上虹郎さん)と木藤良蓮(真剣佑さん)がいよいよ入部をするのか?とずっと青島に寄り添う形で居た木藤が仲間が分裂をしたせいで、自分の気持ちが揺れ動いてしまっている、ことについて書いていきたいと思います。
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問題児五人全員が吹奏楽部に入部するか?
安保、桑田、高杢が吹奏楽部に入部して、これからって時に、先輩の陣内(高畑裕太さん)らに邪魔をされ、そのため青島、木藤は安保らを助けるためにケンカに…
学校にバレて退学処分になるところを、校長先生(石坂浩二さん)の
”校長預かり”
でひとまず問題が大きくならずにすみました。
しかし、仲間が集まってバンドの練習をしていた倉庫が陣内に見つかり、メチャメチャに荒らされます。
呆然とする五人。
五人の思い出が詰まった倉庫を荒らされ、青島は仕返しをしに行こうとします。
止める木藤、桑田、安保、高杢。
悔しがる青島に樋熊先生は
”仲間なんだから、自分一人で抱え込まずに頼ればいい”
と優しく言います。
次の日、青島は陣内の元へ行き
”もう関わらないでほしい。その代わり、すきなだけ俺を殴れ。”
と言います。
その言葉に陣内は
”樋熊も同じ事を言ってた”
とつぶやき、殴ることをやめその場を去っていきます。
泣き笑いをする青島。
その事で、樋熊先生が本気で自分たちを思ってくれていたのを知り、吹奏楽部に入部することを決めます。
後で来た木藤も樋熊先生の思いを知り青島と吹奏楽部に入部を決めます。
これで五人とも吹奏楽部に入部が決まりました!!
なんて樋熊先生、熱いんでしょう!
こんなに生徒の事を考えてくれる先生、今どき少ないんじゃないですか?
単純に感動!
樋熊先生は何も言わないけど、ちゃんと陣内の所に行って、説得していたなんて!
メチャメチャ、涙が出てきそうになりました。
こんな事をされても入部しないなら、人間としてアカン奴だと思ったけど、青島も木藤もやっと素直になってくれたか、と思わずヤッター!ですよ。
入部をする時の握手でさらに感動が倍増しました。
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木藤良蓮(真剣佑さん)の揺れ動く気持ちの先は?
初回から青島に寄り添い、ずっと青島の気持ちをくんでいた木藤でしたが、第二話あたりから、自分の気持ちも揺らいできました。
第三話では、音楽留学の話が出てきましたが、どうやら音楽の方ではかなり熱心に取り組んでいたようです。
サックスを倉庫で練習をしてみたりと、音楽の夢は強く持っている木藤ですが…
安保、桑田、高杢が熱心に練習をする姿にだいぶん心が揺らいでいるのに、青島を思いやって自分の気持ちを押し殺しています。
でも、あまりに下手な三人に投げ出さないなら手伝ってあげる、と気持ちがだんだん吹奏楽部の方に傾いてきます。
そして、倉庫が荒らされる事件をきっかけに、
”こんなものがあるから、青島が前に進めない”
と思い出の品物を壊します。
そして、自分の気持ちも吐き出します。
この事から、青島と木藤は吹奏楽部に入部します。
倉庫が壊れた事で、青島も木藤も正直な気持ちが吐き出せたのかもしれませんね。
思い出はなくなったけど、これで二人が前に進めて 結果 よかったってことですよ。
そうでなかったら、いつまでもクヨクヨ悩んで先に進めないですもんね。
きっと木藤は青島だけを置いて自分だけ吹奏楽部に入部する事はしなかったと思うので、結果オーライだったわけです。
何にしてもまた吹奏楽部で夢を追いかけられたこと、やれやれと安心しましたよ。
今回の感想まとめ
やっと樋熊先生の願いが叶って五人を吹奏楽部に入部させられました。
これで、足並みを揃えて音楽の甲子園へと向かっていけるとこなんですが…
第三話の最後、樋熊先生の娘の奈津紀(多部未華子さん)が教育実習の書類を書いている机の横には病院からの封筒が!
物語の最初のナレーションで、樋熊先生がもう今は居ないような感じを受けましたが、病院の検査結果がよくなかったのでは?
そういえば、初回の音楽会の場面も樋熊先生の姿はありませんでした。
何となく悪い予感がするのですが、次回の第四話ではその事もでてくるかもしれませんね。
なかなかスムーズには進まないようで、もどかしい気もしますが 次回も楽しみにみていきたいですね。
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