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重版出来 最終回 あらすじと感想まとめ!スッキリして素晴らしく面白かった!

2016年6月14日

6月14日放送のドラマ「重版出来」最終回(10話)の感想を書いて行きたいと思います。

出版社と漫画家の関係や、漫画家になるまでの苦労を黒沢 心( 黒木 華 )を通して描いたこのドラマ。
どんな最終回を迎えるのかドキドキしながら見ました!

なので

最終話の今回は、やっぱり中田 伯( 永山 絢 )が連載漫画家になって、どうなったか?と三蔵山先生( 小日向 文世 )の進化が止まらないことについて書きたいと思います。

それでは感想まとめ行ってみましょう!!

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最終回のあらすじ

心(黒木華)の熱いプレゼンにより、連載決定会議で連載を勝ちとることができた中田(永山絢斗)の「ピーヴ遷移」。最新話が掲載された途端、瞬く間に話題をさらい、高畑(滝藤賢一)をはじめとする人気漫画家からもその類まれなる異才っぷりを嫉妬されるほどだ。
単行本の発売に向け、五百旗頭(オダギリジョー)、安井(安田顕)、壬生(荒川良々)らバイブス編集部員や、営業部の小泉(坂口健太郎)も自ら中田のサイン会を考案するなど、一丸となり中田のデビューをサポートしてくれている。
そんな中、母親のような心の心配をよそに、寝食を惜しみ身を削って作品に没頭する中田は、精神的に作品の世界にのめりこんでしまう。「誰かがこちら側に繋ぎとめてあげないと」という三蔵山(小日向文世)の言葉を胸に、心は中田のためを思い厳しく接するが、そんな心の態度に激高し避けるように…。互いに夢を叶えるべく順調にいっていたはずの2人の間には、亀裂が生じてしまう…。
一方で、受賞すると漫画の知名度と売り上げが格段に上がる、近代芸術文化賞の漫画部門大賞の選考が始まった。巷では、大賞はバイブスの「ツノひめさま」かライバル誌エンペラーの「ヒッチポッチ」かと噂されており、「ツノひめ」の受賞を狙うバイブスは、全力で作品を大プッシュしている。
そして大賞発表当日、編集長・和田(松重豊)のもとに一本の電話が入る—。

番組公式サイトより引用

「黒沢も中田もまだまだヒヨコなんだよ」と五百旗頭(いおきべ)が言ったように、2人は後日お互いに謝罪しました。

重版出来はみんなが幸せになる言葉という黒沢に対して、「みんなが幸せになることなんてありません」と言います。

しかし中田は「黒沢さんの目標ならかなえてあげたい、僕に出来る事はありますか?」と黒沢に少しづつ心を開いて行きます。

黒沢は「三蔵山先生の推薦文、とサイン会」と恐る恐る尋ねると中田は了承しました!

そして、めでたいことは続きます。近代芸術文化賞の漫画部門大賞はまさかの三蔵山の「ドラゴン急流」が受賞!

受賞記念パーティで三蔵山はドラゴン急流の完結と新たな作品の執筆を宣言し周囲を驚かせます。

五百旗頭にも打ち明けていなかったようで、突然のことに唖然としていた五百旗頭ですが、「お供します!」と三蔵山に言いました。

 

バイブス編集部の打ち上げで、わいわいやっているところに、小泉(坂口健太郎)が慌ててやってきて黒沢を呼び、「重版が決まった」と報告しました。

沸き立つバイブスの面々。

良かったー!

中田も電話で重版が決まったことを知り、控えめながらも嬉しそうにしていました。

 

中田 伯は漫画家として成功する?〜

前回、連載が決まり よかったねー、で終わったわけですが、今回 いきなり

大丈夫かぁ?

と不安になりました。連載の最初こそ出だしはスローだったのが、徐々に爆発的に売れ出してきて それは良い事だと思うのですが……

問題は中田の人間性です。

当然、心や編集部、営業部はこの勢いに便乗して売り込みをかけるのに、一向に乗ってこない!

作品にシンクロしてしまって、寝る事も食べる事もせず 作品に入り込んでしまう中田。

三蔵山先生や心が心配して、良い意味でおせっかいをするのを拒絶!

支配してコントロールしようとしてると激しく抵抗!

何なの?

漫画さえかければよいのなら、周りの事は考えなくてもいいの?

違うだろ!

虐待から人間不信になってしまってるのは可哀想だけど、せめて 心の親切は有難く受けとれよ!と中田の態度にムカついてしまいました。

でも そんな中田の態度を見ても

‘私が悪かった’

と反省する心には 頭が下がる思いです、はい。

そんな仲田も三蔵山先生の話や編集部で見た 「重版出来 」の心の想いを知り、徐々に人間的な心を持ち始めサイン会にも出向きたくさんのファンを見て 精一杯のサインを書くなんて

成長したなぁ〜

としみじみ感じてしまいました。

きっと、何となくでも 沢山の人達に支えられている事が わかったのではないでしょうか?

私と同じように感じた人もいるでしょ?

まだまだ ひよっこの中田もこれから人間らしさを取り戻していく事を願います。

 

三蔵山先生の進化が止まらない

初回から大御所の匂いがプンプンする三蔵山先生ですが、大御所なのにも関わらず、人間が出来てる!!

決して怒らず、諭すように中田にも声をかけてあげたり、アシスタントの作品も見てあげたり。

私も三蔵山先生のアシスタントになりたい!

と思わせる雰囲気を持つ大御所先生です。

文化芸術大賞、漫画部門で大賞を取ったのも流石 & 当然の結果だと納得しました。

授賞式には今までのドラマで出てきた高畑一寸( 遠藤 賢一 )や、成田メロンヌ( 要 潤 )などが勢揃いして、お祝いしている姿は やはり三蔵山先生の人望でしょう!

受賞のスピーチでは、沢山の人に支えられて、その人達と取った賞なのだと挨拶がありました。

ちゃんと聞いておくように、中田君!

思わず突っ込んでしまいました(苦笑)

そして、次の瞬間。今まで猫背だった三蔵山先生がマイクを持ってシャキンと目を輝かせながら熱く宣言します。

今までの漫画家人生を終わり、新しい作品を書きます!

おー、攻めてる!!

途端に三蔵山先生が好きになりました。

常に新しい事に挑戦する姿勢。

これこそ進化ですね。

もしかしたら、中田に影響され感化されたのかもしれません。

三蔵山先生に拍手です。

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お手本のような最終回

これまでの問題がすべて解決し上手くいくという、まあありがちな結末でしたけど、そうなることがわかっているから安心して見ていられましたね。

正直あまり期待してなかったのですがとても面白かったです。

マンガってこうやって出来上がるんだなあと言うことも知れて良いドラマでしたね。

編集者というと、ただ漫画家が書いたものを回収して雑誌に掲載するだけだと思っていたんですけど、漫画家と一体となって作品を作り上げていくんですね。

視聴率の方は火曜10時の時間帯ではまあ平均的な数値でしたから、結構みんな見ていたと思います。私の職場でも話題になってました。(ローカルすぎ?)

黒沢のファッションや服装がダサ可愛い!!

オダギリジョーの五百旗頭カッコよすぎ!!

安田顕の顔芸がウザすぎてくせになりそう!

などなど(笑)

最終回の感想

一番印象に残っているのは普段おとなしく優しい三蔵山先生が授賞式で一通りの挨拶を終えた後、マイクスタンドからマイクを手に取り、

「天才も凡人も年齢も性別も人種も国境も関係ない」

「必要なのは面白い漫画を書くというその一念だ!」

「私は私を諦めない!」

と急に熱くなったシーンです。

三蔵山先生の存在がもうマンガ的ですよね。

あるあるこんなマンガって思いながら見てました。

 

黒木華さんの垢ぬけてない感じのファッションがとてもかわいくて応援したくなって、黒沢と共に1話から10話まで駆け抜けた感じです。

 

あまり視聴率が伸びていなかった重版出来ですが、私は面白かった。

これを見てない人は 残念だったと言い切れます!

漫画家さんと編集者はまさに二人三脚で共に歩んでいく同志なんだというのも わかったし、どうやって漫画家さんを育てるのかもわかったし。

何より「見た後で ガンバロ と思わせてくれるドラマ 」でした。

重版出来、DVD化されるみたいだし、またレンタルして見たいドラマでした。

もう終わってしまったという寂しさが残りますが、とても面白くて良いドラマでしたね!!

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