内定をもらった企業に年賀状を出すべきかどうかは長年議論されていますが、出すべき派と出さなくてよい派が半々といったところですね。
出したからといって即ポイントアップには繋がらないでしょうけど、出したいと考えている人は出すべきだと思いますね。
しかし届いた年賀状を見て企業の担当者が「こいつ大丈夫か」と常識を疑われるような内容では問題がありますので、今回は内定先に出す年賀状の例文やマナーについて紹介します。
いつまでに出すのか?
これは内定先に限らず元旦に届くように出すべきですね。
12月25日頃までにポストに投函すればOKです。
「正月休み明けに届くように」などの考えは不要です。
宛名は誰が良いのか?
採用時に親しくなった人事の人などがいる場合は
○○会社
人事部○○様
のように個人名で出しましょう。
複数の部署に出したい人がいる場合は
○○会社
職員ご一同様
としましょう。
1通にまとめればOKです。
個人にそれぞれ何通も出すのはNGです。
特に相手が決まっていなければ
○○会社
人事部御中
とします。
会社名などは省略せずに必ず正式名称で書きます。
(株)などもNGです!
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差出人の書き方は
住所○県○市○町
氏名○○ ○○
学生の場合は「大学名 学部 学科」を記載します。
既卒の場合は卒を付けます。
転職などの場合は住所氏名のみでOKです。
文例は
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
貴社に内定を頂きました○○大学の○○と申します
試験に際しましては大変お世話になり本当にありがとうございました
新年を迎えたことに加え入社を前に気持ちを新たにしております
一日も早くお役に立てるよう精一杯頑張る所存でございます
至らぬ点が多いかとは存じますが
何卒ご指導のほど宜しくお願い申し上げます
平成○○年元旦
よく見られる「賀正」「迎春」「新春」などは、敬意を表す「謹んで」という言葉が入っていないため目上の人に使うのは失礼とされていますので注意が必要です。
内容は
- 新年を祝う賀詞
- 自己紹介
- 入社後の抱負
- 今後の指導のお願い
この4点があればOKです。
手書き?印刷?
これは好みで問題ないです。
注意しなければいけないのは
- 誤字脱字がないか
- 文法的におかしいところがないか
- 手書きの場合はていねいに書くこと
- 鉛筆で書かないこと
- 句読点は不要
句読点が不要なことは意外と知られてないかもしれませんので注意してくださいね。
出すつもりがなかったのに内定先企業から年賀状が届いた場合は
届いた年賀状の差出人宛てに、なるべく早く出します。
上記の内容に年賀状をいただいたお礼を自己紹介の後に書き添えます。
例
早々に御年賀状を頂き恐縮しております 有難うございました
内定先から年賀メールが届いた場合は
メールで返信すればOK
- 新年を祝う賀詞
- 自己紹介
- 年賀メールのお礼
- 入社後の抱負
- 今後の指導のお願い
- 住所 名前 連絡先 大学名など
を記入して送信します。
注意!
年賀メールで良いのは、内定先から年賀メールが届いた場合のみです。
こちらから年賀メールを内定先に送るのはNGです。しっかり年賀状を出して下さい。
まとめ
上記のことに気を付けていれば、失礼のない年賀状が届けられると思います。
内定先にこちらのやる気をアピールする機会でもありますから、送らない方がよかったと後悔しないようにしっかり確認してから投函しましょうね。
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