触ると数か月から数年にわたり痛みが続くという恐ろしい植物についてしらべてみました。
生息地域
ギンピ・ギンピはオーストラリアの東海岸やヨーク岬半島辺りや南東のじめっとした熱帯雨林に生息しています。
一見日本でもそのあたりに生えていそうな見た目ですが、その恐るべき悪魔は葉や茎に無数の細かいトゲをもっています。
しかもそのトゲには毒が仕込まれており、あまりにも細かく鋭いので軽く触れただけでも体に刺さって軽微な症状でも「激痛」「激しい痒み」など、軽微じゃないじゃん?と思わず言ってしまう程です。しかも数か月続くんです。
では重篤な症状とはどのようなものなのでしょうか?
一言でいうと自殺してしまう程の痛み。と言うことです。例えではなく実際に不運にもギンピ・ギンピをトイレットペーパー替わりに使ってしまった男性があまりの苦痛に銃で自ら命を絶った事例があります。恐ろしことです。
スポンサーリンク
触れたあとは痛みが波のように襲ってきて徐々に痛みが酷くなっていくそうです。
神経毒が皮膚に残るということで、まるで酸をかけられるようなという想像もしたくもないような痛みだそうです。
だれも触れない?
この恐ろしい悪魔の植物に適応している動物たちもいます。
基本的にギンピ・ギンピが生息している地域に棲んでいる鳥や虫、カエルや哺乳類は耐性があるようで全く毒の影響を受けないようです。不思議ですね。
こんな恐ろしい植物ですが、果実は食べられてしかも結構美味しいらしいです。
まさしく命がけで採取しに行かなければなりませんが。
幸い日本には生息していないということですが、オーストラリアに旅行に行った際は不用意に道ばたの草を触らないほうが良いでしょう。
スポンサーリンク